昼食は大抵弁当をもっていく。
弁当を持っていかない日は歩いて3分のとこにある「さくら水産」でサラリーマンたちと共に刺身めしをかきこむ。
ただ時々「今日はジャンクフード」とか「今日は鍋っぽいもの」とか思うので、そうすると線路をわたってモスバーガーにいったり大戸やにいったり。
さくら水産は注文と同時に運ばれて来るシステム(すばらしい)なので待ち時間は0分だ。ただモスや大戸やはそうではない。
空き時間ができる。
ところで、自転車乗車時と徒歩時は妄想音楽と妄想踊りでいくらでも時間がつぶせるわたしであるが、これは止まっているときは難しい。何故かというと止まっていられないのだ。
実際妄想踊りをしているときはそれとなく動いているのだが、自転車や歩いているときはそれに気がつかれにくいということである。いや、ひょっとしたら周りには気がつかれてるかもしれないけれど、本人が「気がつかれてない」と思っているということかもしれない。時々変な顔して2度見されたりしてるから。
ただやはり「何故かノリノリで歩いている人」と「めし屋で待っている時に何故かノリノリでいる人」では明らかに「ヘン度」は違う。
少なくともわたしの線引きはそこにある。
そこで、めし屋や電車、人との待ち合わせに本は必須である。本を読んでいる時には静止していられるからね。
そういうわけで、昨日は「モス!!」と思い立ち、モスバーガーにいくことにしたので、そのまえに町田駅前の本屋「久美堂」へ立ち寄った。
「久美堂」はいわゆる町の本屋さんで、それほど種類は豊富ではない。
雑誌、それから流行の本が置いてあるくらいだ。
実をいうと町田の本屋はどれも似たり寄ったりで、「スティーブンキングの新作」くらいのメジャーな本でも2、3軒ハシゴしないと見つからなかったりする。
だから昨日も甲野善紀さんの「薄氷の踏み方」を買いたいな、とは思っていたけれど、久美堂にあるとは思っていなかった。
ただひょっとしたら、、という気持ちはあったし、なんだか「そういう本」を読みたかったので「その類の本があればいいや」とも思いながら久美堂に入った。時間はもう2時過ぎでおなかはぺこぺこだったし、あまり本選びに時間をかけるつもりはなかった。
ところが久美堂に「そういう本」はなかった。一時、茂木健一郎本ばかりあった棚は「人生でやっておかないと後悔すること」みたいなハウツーものばかりになっている。うっそうか。茂木さんこないだ税金関係でヘタうったんだったっけか。
それじゃなんでもいいや、と思いながらウロウロするもどうにもピンとくる本がない。
ううー。どうする。
「あおい書店」まで行くか?
しかし「あおい」は駅ビルの6階だ。エレベーターにのるほど今「薄氷」を読みたいわけではない。ただ一時の、そう、15分くらいの暇つぶし本を探しているのだ私は。
それでエレベーターにのるのはやめて、やはり近場の「福家書店」に鞍替えした。
これが致命的なミスであった。
「福家書店」はちょっと変わった本屋で、コミックがわんさとあったり、マニアックな本が急にあったりするのだが、その日も「世界で一番くだらない旅(正確な題名わすれた)」とかいう本が並んでいた。ちらりと見ると「オナラプー」等の変な地名にいって写真をとってきているのがわんさと載っているというという本。うっかり10分くらい立ち読みしてしまう。おなかがすいて目の下にクマがでてきてるというのに。
その後も次々とそのようなくだらない本にひっかかり続ける。ひっかかり続けるわりには(あまりにもくだらないので)買いたいとは思わない。
気付けば2時半をとうにすぎている。
おなかが空き過ぎて目眩がしてきた。
判断能力も無くなってきた。
しかし残る判断力が「いいかげんに飯を喰いにいけ!!」という指令を出したため、くだらない本コーナーから離れフラフラと本の棚を移動する。
この期に及んでまだ本を物色するのか?とわたしが問う。
いや、ここまで来たのだから必ず納得のいく本を買うのだ!!と別のわたしが答える。
そして、ふと見やると「日本ホラー小説大賞、大賞受賞作!」と「第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作!」が並んでいるのが見えた。おおおお!!受賞作だっ!!ダ・ヴィンチ文学賞は知らなかったが、日本ホラー小説大賞受賞作は(わたしにとって)面白い作品なのは間違いない。よかった。これでごはんが食べれる。
しかしどちらを買うか判断がつかない。ホラー大賞は大賞に信頼度があるが、ダ・ヴィンチ賞のほうもちらっと見た限りすごく面白そうなのだ。
結局どちらを買おうか5分くらい悩んだ挙げ句に「どっちも買っちゃえ」ということになった。
万歳。これでメシだメシだ!
しかしお財布の中には1000円札が3枚。
本は2冊で2800円ちょっと。
購入後、おつりの170円を片手にちょっと途方にくれた。
わたしは一体なんのためにここにいるのだろう。。。
ーーーーーーーーーーーー
*実際は小銭入れの500円玉に助けられハンバーガー1個にはありつけたのでした。2個は食べれなかったけど。
弁当を持っていかない日は歩いて3分のとこにある「さくら水産」でサラリーマンたちと共に刺身めしをかきこむ。
ただ時々「今日はジャンクフード」とか「今日は鍋っぽいもの」とか思うので、そうすると線路をわたってモスバーガーにいったり大戸やにいったり。
さくら水産は注文と同時に運ばれて来るシステム(すばらしい)なので待ち時間は0分だ。ただモスや大戸やはそうではない。
空き時間ができる。
ところで、自転車乗車時と徒歩時は妄想音楽と妄想踊りでいくらでも時間がつぶせるわたしであるが、これは止まっているときは難しい。何故かというと止まっていられないのだ。
実際妄想踊りをしているときはそれとなく動いているのだが、自転車や歩いているときはそれに気がつかれにくいということである。いや、ひょっとしたら周りには気がつかれてるかもしれないけれど、本人が「気がつかれてない」と思っているということかもしれない。時々変な顔して2度見されたりしてるから。
ただやはり「何故かノリノリで歩いている人」と「めし屋で待っている時に何故かノリノリでいる人」では明らかに「ヘン度」は違う。
少なくともわたしの線引きはそこにある。
そこで、めし屋や電車、人との待ち合わせに本は必須である。本を読んでいる時には静止していられるからね。
そういうわけで、昨日は「モス!!」と思い立ち、モスバーガーにいくことにしたので、そのまえに町田駅前の本屋「久美堂」へ立ち寄った。
「久美堂」はいわゆる町の本屋さんで、それほど種類は豊富ではない。
雑誌、それから流行の本が置いてあるくらいだ。
実をいうと町田の本屋はどれも似たり寄ったりで、「スティーブンキングの新作」くらいのメジャーな本でも2、3軒ハシゴしないと見つからなかったりする。
だから昨日も甲野善紀さんの「薄氷の踏み方」を買いたいな、とは思っていたけれど、久美堂にあるとは思っていなかった。
ただひょっとしたら、、という気持ちはあったし、なんだか「そういう本」を読みたかったので「その類の本があればいいや」とも思いながら久美堂に入った。時間はもう2時過ぎでおなかはぺこぺこだったし、あまり本選びに時間をかけるつもりはなかった。
ところが久美堂に「そういう本」はなかった。一時、茂木健一郎本ばかりあった棚は「人生でやっておかないと後悔すること」みたいなハウツーものばかりになっている。うっそうか。茂木さんこないだ税金関係でヘタうったんだったっけか。
それじゃなんでもいいや、と思いながらウロウロするもどうにもピンとくる本がない。
ううー。どうする。
「あおい書店」まで行くか?
しかし「あおい」は駅ビルの6階だ。エレベーターにのるほど今「薄氷」を読みたいわけではない。ただ一時の、そう、15分くらいの暇つぶし本を探しているのだ私は。
それでエレベーターにのるのはやめて、やはり近場の「福家書店」に鞍替えした。
これが致命的なミスであった。
「福家書店」はちょっと変わった本屋で、コミックがわんさとあったり、マニアックな本が急にあったりするのだが、その日も「世界で一番くだらない旅(正確な題名わすれた)」とかいう本が並んでいた。ちらりと見ると「オナラプー」等の変な地名にいって写真をとってきているのがわんさと載っているというという本。うっかり10分くらい立ち読みしてしまう。おなかがすいて目の下にクマがでてきてるというのに。
その後も次々とそのようなくだらない本にひっかかり続ける。ひっかかり続けるわりには(あまりにもくだらないので)買いたいとは思わない。
気付けば2時半をとうにすぎている。
おなかが空き過ぎて目眩がしてきた。
判断能力も無くなってきた。
しかし残る判断力が「いいかげんに飯を喰いにいけ!!」という指令を出したため、くだらない本コーナーから離れフラフラと本の棚を移動する。
この期に及んでまだ本を物色するのか?とわたしが問う。
いや、ここまで来たのだから必ず納得のいく本を買うのだ!!と別のわたしが答える。
そして、ふと見やると「日本ホラー小説大賞、大賞受賞作!」と「第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作!」が並んでいるのが見えた。おおおお!!受賞作だっ!!ダ・ヴィンチ文学賞は知らなかったが、日本ホラー小説大賞受賞作は(わたしにとって)面白い作品なのは間違いない。よかった。これでごはんが食べれる。
しかしどちらを買うか判断がつかない。ホラー大賞は大賞に信頼度があるが、ダ・ヴィンチ賞のほうもちらっと見た限りすごく面白そうなのだ。
結局どちらを買おうか5分くらい悩んだ挙げ句に「どっちも買っちゃえ」ということになった。
万歳。これでメシだメシだ!
しかしお財布の中には1000円札が3枚。
本は2冊で2800円ちょっと。
購入後、おつりの170円を片手にちょっと途方にくれた。
わたしは一体なんのためにここにいるのだろう。。。
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*実際は小銭入れの500円玉に助けられハンバーガー1個にはありつけたのでした。2個は食べれなかったけど。
そう,そのような事になるのを防ぐために、鞄に新聞か本が入っていない時はさくら水産にいきます。本を持っていたら、待つお店に入ってもいい。私は最近そう決めました。
でも、さくら水産のワナは隣の楽器屋さんです。
せっかくお腹がいっぱいになったならさっさと帰ればいいのに、つい楽器屋さんに寄って、リズムトレーニング本とかパーカッションマガジンとか立ち読みを始めると、、こんなに長居したから何か買わなくちゃと、、、(後略)
本には気をつけましょう!!!
ご無沙汰です!!
ははは、楽器屋につかまったことはないなあ。入ったら最後つかまりそうだなあ。今度気をつけてつかまってみますね!
いつか「さくら水産」でばったり会うかもですね。つくづくブルーカラーだなあ!!でも今度ゆっくりできるところでお食事でもしませう~。ほほほほほ。