えんどうえこばなし

フラメンコ。レッスン動画とえこばなし。

有意義な時間

2009-07-15 15:04:16 | えこばなし
今日、仕事の合間に学校にいってきた。
セーフティー教室という、安全、防犯などを警察の人がきて子ども達に語ってくれる会があったのだ。
その終わりに保護者向きのプログラムがあって、
題して「いじめ、万引きに対する親の姿勢」。
これは今のうちに聞いておいた方がいいっしょ、と思って行ったのだったが、
来ている保護者(PTA役員は除く)は私を含め3人。
そして内容は「登下校パトロールなどをしてくださっている地域の方(十数名)との懇談会」であった。
ひゅー。

講演とかじゃなかったのか?読み違えたか?と混乱しまくり、更になにか話す順番がいきなり回ってきちゃってしどろもどろに「学校はなんだかよくわからないのでどうなってるか見に来ました」みたいなこと言っちゃった私(3人中の1人)をよそに、「本当にいつもお世話になって皆様には感謝しております」と地域の方へ感謝の言葉をのべる隣の保護者(3人中2人とも)。あーなんて皆さん大人なんですか。

更に順番はまわっていく。
誰もいじめ万引きに対する親の姿勢などのことは話さない。
ひゅー。

しかし、わたしは何を期待してここに来たのか?と思った。
一体何の話を期待して?

子どもに対して、特によその子どもに対して、叱ったり注意したりすることを、どの程度踏み込むか?ということは、結局は「私の責任において、肚をきめてとりかかること」以外にあるまい。
「注意したことでその子の親に訴訟を起こされるようなことになったとしても構わない」という肚をつくっておくということ以外にない。そこでふらふらと外聞だの他人の目だの学校の方針だのを気にしていては何もはじまらない。

そこが、わたしはまだ肚がきまっていないのだな、と思った。
だから、誰かに何かを言ってほしくて、話を聞きにきた。
「問題が発生した場合に、自分の子ども以外の子どもにどこまで踏み込むか」
という線引きを誰かにしてもらおうとしていた。それでは何もはじまらないというのに。
それはきっと自分の子どもに対しても同じだ。
ただぎゃんぎゃんと片っ端から叱っている私は、まるで叱らないことと同じくらい自分の線引きをしていないのではないか?

と、そんなことをぐるっと一周地域の方のお話を聞きつつ考えた。

はじめ「うへっ、こんなことならマイコーのビデオみてりゃよかった」と一瞬考えたりもしたが、結果的にはなかなか有意義な時間であった。

最後に校長先生が「ぶっちゃけ今年の2年生と5年生は大変です」という内容のことを丁寧に言っていたのを聞けたのも有意義だった。(2年生って(上)の学年なのでね。)

そしてこうやってブログのネタになったのでまたまた有意義であったのである。
そして今のことをスペイン語で言ってみようとして、2行目くらいで力つきた。これまた有意義。

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