はー。高村薫堪能した。
後になって奥付けを見れば、11月30日発行となっている。とすれば新作は新作と言っても2週間は経っているというのだから「こんな忙しい時期に新作を出して」ということでもない。忙しい12月になって本屋をウロウロして気に入りの作者の新作本を探すのは逃避か、否か。
そうだ、私は逃避をしたかったのだと、遠藤はぼんやりと考えた。年末と発表会とが混ざり合い、転げ、そこに新規クラス編成というおまけがつけば、それはもう立派な現実逃避の理由がひとつ出来上がりというわけだ。
高村薫風に書いてみた。あんまり上手くないなあ。
しかしどうにも好きである。高村薫。
「全部読んだし全部持ってる!」という作家ではないのだが、惹きつけて興味がつきない。
高村薫を読んだ後は高村薫的文体で全てを思考するようになり、「ひとりごちて」みたくなったりするのだ。とどのつまりは高村薫的世界が好きなのであり、延々と続く問いかけが性に合っているのであり、真似てみても完全には掴みきれない文体が魅力なのだ。
はー。高村薫。
ひとつの作品を読むと、連鎖的に以前の作品に触れたくなり、本棚を漁っては次から次へと同じ作者の本を読み出す。そうして日常のささやかな仕事が疎かになっていく。
しかし、今回は違う気がする、と遠藤は言った。作品のテーマをもう少し考え続けたいのだ、と。過去の作品に戻るのではなく、こうして高村薫的思考で、くどくど考え続けたいのだと。
過去の作品に戻るにしろ、終わった小説の内容を反復するにしろ、そんな時間の余裕があるのかと言われれば、答えは否であるが、ゆうに20年余りをそうやって勝手気ままに過ごしてきた女一人を最早誰かがコントロール出来るわけもないのだった。
というわけで、つまり何かっていうと、そんなわけで色々不手際があるかもしれませんので、監視よろしくお願いしますね!ってことです。メール忘れ、おしらせ渡し忘れなど「これは?」と思ったら、すぐに突っ込んでください!!
後になって奥付けを見れば、11月30日発行となっている。とすれば新作は新作と言っても2週間は経っているというのだから「こんな忙しい時期に新作を出して」ということでもない。忙しい12月になって本屋をウロウロして気に入りの作者の新作本を探すのは逃避か、否か。
そうだ、私は逃避をしたかったのだと、遠藤はぼんやりと考えた。年末と発表会とが混ざり合い、転げ、そこに新規クラス編成というおまけがつけば、それはもう立派な現実逃避の理由がひとつ出来上がりというわけだ。
高村薫風に書いてみた。あんまり上手くないなあ。
しかしどうにも好きである。高村薫。
「全部読んだし全部持ってる!」という作家ではないのだが、惹きつけて興味がつきない。
高村薫を読んだ後は高村薫的文体で全てを思考するようになり、「ひとりごちて」みたくなったりするのだ。とどのつまりは高村薫的世界が好きなのであり、延々と続く問いかけが性に合っているのであり、真似てみても完全には掴みきれない文体が魅力なのだ。
はー。高村薫。
ひとつの作品を読むと、連鎖的に以前の作品に触れたくなり、本棚を漁っては次から次へと同じ作者の本を読み出す。そうして日常のささやかな仕事が疎かになっていく。
しかし、今回は違う気がする、と遠藤は言った。作品のテーマをもう少し考え続けたいのだ、と。過去の作品に戻るのではなく、こうして高村薫的思考で、くどくど考え続けたいのだと。
過去の作品に戻るにしろ、終わった小説の内容を反復するにしろ、そんな時間の余裕があるのかと言われれば、答えは否であるが、ゆうに20年余りをそうやって勝手気ままに過ごしてきた女一人を最早誰かがコントロール出来るわけもないのだった。
というわけで、つまり何かっていうと、そんなわけで色々不手際があるかもしれませんので、監視よろしくお願いしますね!ってことです。メール忘れ、おしらせ渡し忘れなど「これは?」と思ったら、すぐに突っ込んでください!!
新聞にのると必ず切ります。論の切り方がすばらしい、と。この人が女性であってよかったというか
もったいない、というか、、、
このごろは、三浦しおん にいかれています。
読みたかった「舟を編む」は人に借りて読み、結局
購入、辞書作りの話は、とても面白い! そのあと
2冊読みました。徹底的な取材らしいけど、本当に面白い!
李欧、読みましたか?いちばん好きな小説です~。
三浦しおんさんもいいですよねー。