えんどうえこばなし

フラメンコ。レッスン動画とえこばなし。

なにという話でもない

2012-02-29 12:57:26 | えこばなし
東京は大雪である。
スタジオまでの道は車どおりも少なく静か。
雪が吸音するシンとした感じがとても懐かしい。
雪の重さに耐えかねてぐにゃりとなっている木。
東京は木までもが雪に弱い。

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うちにいるヌイグルミの名前は
うさぎ→うさこ(旧姓ミミちゃん)
ぱんだ→ぱんちゃん
ぱんだ→だーくん
くま→くーん
どれもこんな感じである。
唯一、犬の「ぺろ」だけは名前らしい名前だが、
それははじめ子(下)が「わんこ」と付けたときにたまたま私の姉の連れ合いがそばにいて
「え!?犬だからわんこなの?そんなんでいいの?」
と心底驚いた、というコメントを言ったからである。
なにかのメッセージを強く受け取った子があわてて変更したのだ。
「ぺろ」はスペイン語で犬なのだが、その意味ではない。ぺろぺろするからぺろ。
ところでヌイグルミに「トム」とか「たみこさん」とかいう名前をつけたりしている人はいるんだろうか。

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かっこいいペンケースを買っちゃったので机周りを整理中。
トイレの窓も掃除したし、懸案事項だった靴べらとジョロも解決させた。
どっちも気に入ったものをゲットできて満足。
春に向けて(いや夏に向けてかも)、ちょこりちょこりとスタジオに手をいれている。今はパソコン周りのコード問題をどうするか考え中。

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自分の身体についての「気づき」の詳細というものは他人には特におもしろくもなんともない話である。
でも気づいたことというのは誰かに言いたいもんなんである。
なので夫と私の間ではお互いの「気づき話」はおもしろくもなんともなくても聞くということになっている。つまさき重心で走ることの効用とか、宇宙とへそを繋げて踊ることの効用とかね。

子供の気づきはいつも面白い。
今日は子(上)が、「あまりのある割り算」の最中で「おおおお!!」と言っていたので何かと思ったら
71÷9などの「あまりの引き算がくりさがる、わる9」の計算は
71の10の位(7)が答えで、10の位(7)+1の位(1)が余り、ということを発見していた。
43÷9=4あまり7(4+3)
32÷9=3あまり5(3+2)
やっぱり天才かもね!?
気づきの達人だね。

気づいていく作業こそが「学ぶ」ということなのだろう。
「習う」ということは誰か(例えば先生)の「気づき」をまるまんま教わることではないし、ましてや誰か(例えば先生)が何かいいものを差し出してくるものでもない。ひっくり返して言えばどんなときでもどんな環境でも学ぶことはある。
私はその姿勢をクラスで示せているのだろうか。

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ゆきだるまを作った。
子(下)が「靴下びちゃびちゃ~」と言って帰ってきた。

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2 コメント

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面白い! (neko)
2012-03-01 20:40:38
あまりのある割り算の発見を読んで、感心したよ!
余裕があるんだねえ。小学生のときのわたしはひたすら受身で、考えもしなかったなあ? 余裕があるんだねえ、すばらしい! わたしも、この間、「生と死を考える会」のドイツ人(日本に長くいる)の話を聞いて、ドイツ語と英語の考えると感謝する、が一字違いと聞いてふぅーん、と感心しました。日本語も考えてみるとあ行やま行はやさしい単語やことばが多いけど、さ行は寂しいな、と感じました! 人生の終章にきてこんなこと、遅いじゃん!
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いえいえ (えこ)
2012-03-02 09:05:19
nekoさん
人生折り返しを過ぎてもまだまだ学んだり気づいたり出来るって素敵なことですよね!!
確かにさみしい、さもしい、さすらう、さらけだす、、「さ行」はさわやかでもありすゞやかでもあり、ですね。寂しくない言葉を考えてみました!!さむらい、サンバ、サンシン、サミュエルLジャクソン、、、
なんか日本語じゃないですね。。さかさま!さくらさく!
さくら、はやく咲かないかなあ。
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