ひろしげー

国際版画美術館というマニアックな美術館が町田にはある。
小学校の作品展展示なんかもやるが、基本は版画を展示している。

「北斎と広重」をやっているのを知って行ってきた。
葛飾北斎と歌川（安藤）広重である。
お江戸でござい。浮世絵でござい。




ぐはー。たまらんかった。
プリントだとよくわからない紙質とか色の薄さとかが、もうたまらん。

広重の描く、ちょっと小さめの人の顔がかわいい。まんがみたい。
「北斎漫画」ではイラスト的なものがいっぱい。
両国橋の絵は、どの絵も両国橋にてんこもりに人が乗っている。ほんとにこんなんだったんだのかなあ、、と思う。

挿絵やイラスト的な手軽さとかわいらしさと、江戸の文化が見える面白さと、芸術的なすごみと、どんどん新しいものを取り入れて行ってる探究心と、江戸時代の「川崎」とか「箱根」の田舎っぷりと。

多方面で見るものがあって濃かった。
前期と後期で作品が入れ替わり、今は後期で、つまり前期は見逃したのだが、前期見たかったなあという気とともに、前期も後期も見たら疲労困憊しちゃっただろうから後期だけでちょうどよかったかも、とも思う。

11月25日まで。
江戸趣味、浮世絵趣味のあるかたはおみのがしなく！！