・チェリモヤcherimoya ちぇりもや
バンレイシ科、南米のコロンビア、エクアドル原産。樹高は10m以下の低木、果実は球形、ハート型で直径12~20cm、重さが600g~2kgある。日本で戦後に導入し静岡、和歌山県でハウス栽培して8~11月に収穫、旬とする。
果皮は、ごつごつしたうろこ状だがなめらかで熟すと暗褐色になる。果肉のところどころにスイカのような黒色の種を有し黄緑色の未熟果を追熟させて果肉が乳白色のねっとりとして「森のアイスクリーム」、ドリアン、マンゴスチンとともに「世界の三大美果」ともいわれている。
少し甘酸っぱく芳香があり生食で冷やして食べるとよい。追熟後は、傷み易く冷凍にするとアイスクリームのような食感が味わえるという。サラダ、シャーベットにも利用する。
100g中に78kcal、水分 78.1g、炭水化物 19.8g、ビタミンC(コラーゲンの生成に関与)が34mg、葉酸90μg、食物繊維(代謝促進作用)を2.2mgを含む。
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