・チトクロームCytochrome ちとくろーむ
1886年にMacMunnによって存在を指摘し1924年にイギリスの生化学者デビッド・ケイリンが発見している。シトクロムともいい動植物、酵母菌類の呼吸エネルギーの産生器官として働く、複合蛋白質のひとつの色素蛋白質として存在する。
酸化還元機能を持つヘム鉄を含有するヘムたんぱく質を構成する基本物質の鉄ポルフィリンPorphyrinでFe2⇔Fe3の反応をおこない電子伝達系の構成成分になっている。
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