8月5日(月) 晴れときどき曇り
先月末ですが、歌手の園まりが亡くなりました。いつぞや書いたような気がしますが、この方、私が小学生だった頃の「一推し」でしたね。「逢いたくて逢いたくて」という曲を歌って、ザ・ベストテンの前身の歌謡グランプリ(少し曖昧)という番組で12週連続ヒット曲第1位になったんじゃなかったかな(かなり曖昧)。
小学生ながら歌詞を全て覚えてしまって今でもソラで歌えます。昨日の昼飯が何だったか忘れても60年前の歌詞を忘れないとは、どうなってんだ、私の記憶力は。
当時、伊東ゆかり、中尾ミエと3人組で売り出したと記憶していますが、顔立ちに品がありスタイルもよく歌もうまい園まりがダントツと思っていました。スキャンダルが皆無だったのも好印象でした。
亡くなっちゃいましたか。機会があったら今度カラオケで「逢いたくて逢いたくて」を歌うことにしましょう。
因みに、私の「推し歌手」遍歴は、園まりの後ピンキーになり、何故か青江三奈、藤圭子の演歌路線にハマったあと、南沙織、岩崎宏美へと続くのです。こうしてみると歌唱力を重視する傾向が私にはあるようですな。
そして今日になって作家の大崎善生が亡くなったことがわかりました。月刊誌・将棋世界の元編集長で、夭折した天才・村山聖九段の伝記で作家デビューした人です。
ちょっとした縁があって、私の父とこの人の父上が知り合いだったのです。彼の父上は、東京の大学に入ったのに将棋道場に入り浸って全く勉強しない息子のことを心配し私の父に事あるごとに愚痴っていたのだそうです。そんなことがあったので、彼が作家デビューしたときに私の父も「結果オーライ」だと大層喜んでいました。
結局、好きな将棋に関わる人生を貫き、ある意味うらやましささえ感じますが、私よりも3歳下なのに亡くなってしまうとはわからないものです。若い頃の破天荒な生活が災いしたのかもしれません。
もう一人、桂米丸師匠も亡くなりました。すでに亡くなった歌丸の師匠ですから、落語界の大御所どころか伝説的な存在になりつつありましたが、結構元気で高座への復帰も視野に入れていたようです。確かにこの人の話はいつ聞いても面白かったですな。私の若かった頃は、小さん、志ん生といった名人がいましたが、子供としては、米丸、三平(先代)、圓鏡、歌奴、柳昇といった軽い落語の方が断然好きでした。
実は、私はこの人にも多少の縁があって、就職で上京して間もない頃、東京在住の叔母さんに下町を案内してもらった時に、電車で隣の席に米丸師匠が座ったのです。有名人に隣に座られてしまってド緊張するばかりの田舎者の私でした。
あとで、会社でその話をしたら、浅草あたりに行けば落語家や相撲取りがうろうろしているから全然珍しくないよと言われてしまいましたが。
まあ、そんなわけでこの2週間ほどでゆかりのある(たいしたことないが)方々が亡くなられてしまったことを残念に思う日々です。
全くランネタなしですみませんです。
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今日はプールへレッツゴー、いつも通り1時間半の水中歩行を楽しんできました。暑さに無縁というのが素晴らしいですな。
心地よいけだるさが残りました。走るよりも全然楽ですが、また明日から外走りです。
ラン資金 -77043円
月間走行距離 64km
年間走行距離 2177km
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