3月31日(日) 晴れときどき曇り
今日で今年度も終わりです。私が北海道から上京して就職してからちょうど45年経ちました。今日は、その頃の思い出話などを書きたいと思います。
東京での初めての住まいは南武線・武蔵新城駅近くの独身寮でした。45年も前なので、これが旧態依然としていて、何と6畳和室に二人でした。私の相方はすでに入社して10年くらいの人で、荷物が多くて6畳のうち4畳を占拠し、通路として1畳必要なので私の使えるスペースは1畳のみでした。つまり布団を敷けるだけしかなかった…
幸い、荷物が少なかったのでそれほど不便ではなく、その相方がテレビだの扇風機だの種々の家電を持っていてそれを使わせてもらえたので、その点だけは恵まれていたかもしれません。
ただ、1年経ってから希望して同期入社との相部屋に移り、ようやくそれなりのスペースを確保、本棚程度なら置けるようになったので、ほっとしましたね。今、独身寮が「相部屋」だったら応募者いないでしょうけど。
上京した前後は、田舎者的な失敗もあり、特に鉄道関係の間違いがかなり多かったです。例えば、大船近くの工場見学に行くのに、東海道を使えばすんなり行けるものを、行先表示に大船とあるものだからついつい遠回りの京浜東北線に乗ってしまい、遅刻寸前になってしまったことがありました。
また、東京都立大に行く際に、東急東横線に「都立大」駅があるので、そこで降りれば駅の目の前に大学があるのだろうと思い込み、降りたはいいけれどどっちへ行くべきかわからず、通りがかりのおばさんに教えてもらったとか、今考えると冷や汗ものの失敗をやらかしたのでした。
でも、その頃は時間に余裕をもって行動するようにしていたので、やらかしても最悪の事態は避けられたのです。時間の余裕は大事ですな。
あと、多くの私鉄が快速なのに東急電鉄だけ急行と表示されているので、国鉄のように急行券を買わなくてはいけないのかと駅員に聞きに行ったこともありました。あー恥ずかしい…
まあ、私の友人の中には、会社から支給された定期券は通勤用だから休日に遊びに行くときには使ってはいけないものと思い込んでいた人がいました。さすがに私はそこまで純朴ではありませんでしたが。
今は、スマホがあれば地図もバッチシ見られるし、最適な路線も選んでくれますので、失敗は少なくなったとは思いますが、新生活の始まる方は、十分な事前検討と時間に余裕をもった行動を心がけるようにしてください。老婆心ながら。
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3月最終日の今日、いつもの14km走で暑熱順化を試みました。何と気温26℃でしたから。
とにかく暑くて、キロ6分半で走るのが精一杯でしたが、今月も無事300kmオーバーで終了です。
それにしても、夏の陽気なのに桜の開花がまだとは、不思議な感覚です。
ラン資金 -44804円
月間走行距離 326km
年間走行距離 956km