2021/1/16
甲子園の全校応援中、自然とアルプススタンドのはしの方に集まってきた生徒たちが、野球観戦を通して各々の「仕方ないこと」と向き合う話。配信。
高校演劇で全国を制した戯曲を、プロのスタッフ、演者を揃え、関東チームと関西チームの二手に分かれて上演する。
高文連の映像を見てからだいぶん経っているので、特に比較することなく楽しむ。
手元の戯曲と見比べながらという、配信以外でやったら怒られる見方。
関東チームなので言葉は標準語に変更。
会話の面白さは相変わらずで、時間もタイト。ストレスなく見ることができた。
元の高校演劇の舞台も映画版もそうだったけど、ヘタすると若者がただ高校野球を見て感動して舞い上がっているだけの物語になる。
ポイントになるのは演劇部で脚本担当のアスハの方になると思うけど、塩梅が難しそうだった。
目線で打球を追う動きがとにかくスムーズ。
実際に球場で野球見てたら、あそこまで綺麗に揃わないだろうとは思うけど、一つの様式として楽しい。
この本も高校演劇の古典になっていくんだろうと思いながら楽しむ。
無理してでも関西チームも見ておけばよかった。
かつては行ってました。
劇の構成から、
全体をビビットに書き込まれる、
遠藤雷太様の、
記事作成の手腕に感心して、
うれしくなりました。
専門は演劇なので、ほんとはもっとどんどん書いていきたいです。
今は配信もあって演劇の歴史上かつてない敷居の低さです。ぜひぜひ。