遠藤雷太のうろうろブログ

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矢口史靖監督「WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~」

2014-05-07 00:18:29 | 映画を見てきた
2014/5/1

□試写会。矢口史靖監督の最新作。
□「神去」は「かむさり」と読む。
□タイトルは括弧つきで正式っぽい。もうちょっとなんとかならんかったのかな。
□「ウォーター・ボーイズ」「スウィングガールズ」はDVDで見てた。
□開演前に矢口監督本人が登場して挨拶。
□司会のアナウンサーの方の提案で、観客全員で監督に「ようこそ札幌へ。ウッジョブ」と言わされる。
□「ウッジョブ!」だけだったらもう少し元気に言えたと思う。
□矢口監督は飄々とした語り口で、ニコニコしながら、役者にひどい要求をしてそうな感じ(想像)。
□事前に禁止されていた写真撮影を、監督判断で「してよし」となる。好感度あがる。
□大学入試に失敗した平野君が、林業の研修を受ける話。
□平野君を演じるのは染谷将太。人生をナメてる感じが顔に出過ぎ。
□その平野君を受け入れる林業の人が伊藤英明。
□伊藤英明の山男ぶり。特に走るところ、見どころ。
□矢口監督は、異文化交流モノがとてもうまい。平野君がじわりじわり馴染んでいく様子も自然。
□仲良くなるきっかけが球技というのもいい。
□男の裸を撮らせたら、矢口監督はかなり上位になるのではないか。
□染谷将太や伊藤英明はもちろん、今の柄本明や近藤芳正の裸なんて滅多にみれるものじゃない。
□ふんどしとバイク。絵面がシュール。
□下手な子役の使い方がうまい。「子供なのにうまい」より「子供なんだから下手で当然」という考え方のほうが好き。
□林業の話でクライマックスなんて有り得るのかと思いつつ、最後ゲラゲラ笑う。バカバカしすぎる。
□最後のほう、ちゃんとほかの研修仲間のフォローをしていたのもよかった。
□マキタスポーツの演技巧者ぶり。使い勝手よさそう。
□おもしろくないシーンがない。エンタメ映画としての執念を感じる。お見事。
□「一年に一度映画を見るタイプの人」はこの作品を見ておけば間違いない。
□ただし、現実の山村に長澤まさみも優香もいないことは、念を押して押しすぎることはない。


※結局、光の関係でうまく撮れなかった。

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