2019/5/19
・一日券で見られるだけ見る。3作品×4ブロック。森組がカブったけど二本立てだったので結局12作品見た。
・演劇ユニット41×46『Oh My God!!』。トイレが三つ並んだ時のワクワク感。箱馬を縦にして並べてもよさそうだけど、わざわざあそこまで作り込むことで一飜のっている。函館から持ってきたのかな。
・星くずロンリネス『ドリルホール』は、細かく刻んだ前フリを終盤で回収する方法。「あ、アレはコレだ」と気づいた時の客席の一体感がすごい。
・劇団パーソンズ×劇団Fireworks『猫背の恋』。タイトル好き。見せ方もいい。入水表現きれい。
・題材自体はよくある話でも、共感する人が多そうなところをうまく切り取っているし、見せ方が丁寧なので安っぽく見えない。
・超自然的な出来事を、仲間が瞬時に理解する英断。退屈になりがちなくだりを大胆にカットしている。
・雑な夫を持つ奥さんも、社会出たての女子社員も、30年以上妻に怯えるおじさんも、揃いも揃って人生はかなんでいて世知辛い。
・あづき398『貴女のハートにラブシャウト』は、それこそ本当に語り尽くされたテーマではあるけど、しっかり泥臭可愛らしく見えた。狙いどおりではあるはず。演者と役のシンクロ率が高いのかも。
・縦長の三角形の構図がきれいだった。そもそもキャットウォークは見せる用には作ってないので下手に使うとスベるんだけど、珍しく成功していた。客席が上のほうだからそう見えただけかもしれないけど。
・アンプの繋がってないエレキが色々表現してて強い。
・劇団・木製ボイジャー14号『あのメガネ、さっきからコッチ見てるじゃん』。語られていることより、いかに語るかを重視している感じ。自然ではなくても、リズミカルなのでしっかり会話にひきつけられる。
・彗星マジック『テレグラキ』。動きの少ないほとんど声だけの作品なのに情報量が異様に多い。
・日本語、英語、英語の略称、モールス信号が、ほぼ同時に二人の間を飛び交い、それを音として聴き心地の良いところまで高めている。演奏しているみたい。
・そんな技巧的な作品でも、米山真理さんの急に額縁から飛び出してくるような生身の迫力に、ビクッとなる。
・思わず台本買ったけど理解して読めるか心配。
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