観劇三昧:
2017/11/30
駅ホスト対決で窮地に追い込まれた田々南徹が、原点に戻って巻き返しを狙う話。
それまで、全く役に立たなかったメンバーが、窮地で秘められた力を発揮する、中国故事のような展開。
それでも、なぜ急に頑張りだしたのかという説明に一手間かけているところが丁寧。
話を聞いてるんだか聞いていないんだか分からないという演技が絶妙。
あんなにかっこよくパソコンを使いこなすマイムができる人は、なかなかいないのではないか。
ナイト軍団の愛車がおかしい。
一人芝居の強みである「お客さんに想像させる」効果を逆手に取っている。あるいは悪用している。楽しい。
後半の大人数シーンもテンポよく会話が成り立っている。
話には関係ないけど、冥王星が準惑星に格下げになってもう10年以上もたつのか。
あと、四大奥義のひとつの継承者、智恵ちゃんはもう出てこないのだろうか。
《登場人物》
田々南徹 ニート 冥王星 ライト エイト アンモナイト ミート ブライト
《作品情報》(観劇三昧HP)
公演時期 2008/02/26
上演時間 00:14:41
出演者:坂口修一
スタッフ :
作・演出:サシマユタカ
舞台美術:柴田隆弘/演出助手:若旦那家康(ROPEMAN(28))/音響:児島塁(Quantum Leap*)/照明:南勇樹(芝居処味一番)/フライヤーデザイン:黒田武志(sandscape)/webデザイン:山口良太(slowcamp)/写真撮影:森達行/ナレーション:岸本奈津枝
企画・製作:坂口修一
協力:土の会
あらすじ
二駅増量キャンペーンという愚かな戦略により、ニート以外の部下を失ってしまった徹。しかし、雅恵ちゃんの言葉で目を覚ました徹は、再起を賭けて新たな作戦を決行するのであった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます