2018/3/28
予定していた演目が本番2週間前にできなくなってしまい、演目を変えてなんとか公演を遂行しようとする話。
実際に起こった出来事を、再構成して演劇作品の形にしている。
「トラブルをプラスに変える」とはよく聞くけど、そもそもトラブルはないほうがいいし、基本的には被害を最小限にするための精神論に過ぎないと思う。
それでも、劇中劇を多用したり、演技のメリハリだったり、個々の仲良し感だったり、悲壮感の漂わないギリギリのところを狙っている。
時間の制約がある以上、どこまでやるか、やれるかの判断はホントに難しいので、よくここまで組み立てたなという印象。
出田英人さんが普通の爽やかなお兄さんで大いに戸惑う。曹操。
脚本家どうしが書いたもの見せっこしているのは有効そうだし、脚本書けないときの泥のような雰囲気にも、とても共感してしまった。
役者さんはみんな魅力的なので、変化球ではない次の公演が楽しみ。
※ゴタカと楽ちゃんと三戸部くんがいた(他人の空似)。
■作品情報(観劇三昧HP)
劇団名:90年会
公演時期 2018/03/18
上演時間 01:15:23
地域:関西
出演者:
池永百花/出田英人(劇団ZTON)/大牧ぽるん(激団しろっとそん)/木下航(熊の宅急便企画)/坂元恭平(ProductionDayze)/前田郁恵(劇団ZTON)
スタッフ :
作・演出:出田英人(劇団ZTON)、木下航(熊の宅急便企画)、大牧ぽるん(激団しろっとそん)
演出:
舞台監督:宝代裕規/照明:浜崎聡/音響:廣岡美祐(ゲキゲキ/劇団「劇団」)/映像:武信貴行(SP水曜劇場・観劇三昧)/スチール撮影:熊本将
あらすじ
「27歳」そんな歳で自身の信念のもと芝居をしている6人の役者。とある公演で出会い、友となり、自然な流れでユニット立ち上げと相成った。日々の討論、迷いなども乗り越えた先【本番日】の2週間前。僕たちは大きな壁にぶつかった…。
友情も家族も芝居も全部生でお見せします。これが90年会第一話だ!
「僕らだって、ヒーローだ」
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