2021/12/2
高校生にして人生に疲れている一人の男子に、仲間たちがそれぞれの理想の人生を語る話。
平凡なタイトルもコロナ禍では特別な意味が生まれる。
広い素舞台の中央、一人の生徒がパソコンを見ているところから始まる。
そこに一人加わり、仲間たちが加わり、統制の取れた集団に変わり、大人数が全身を使って理想を表現していく。
結構セリフは聞き取れないけど、多少意味がわからなくても、声と動きがリズミカルで楽しい。
映像効果もうまく使っているし、めっちゃ走っているし、素舞台の隙間を一切感じさせない。
ほぼ全シーンで、ただセリフを聞いているだけの演者がいない。
アイディアを詰め込むだけ詰め込んで着地もきれいに決まっている。
何度も練習しているはずなのに、ミュージカルにしてもラップにしても見切り発車感が魅力として残っていて、とてもスリリングだった。
あと、ハイギョかわいかった。
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