我が国の100%エネルギー自給計画

我が国のエネルギー源を自然エネルギーで100%まかない、純国産エネルギー100%の国づくりを国家100年の計として目指す

自然エネ100%の道程

2012-05-28 04:03:15 | 日記
我が国はエネルギーを使い過ぎである。今こそ、エネルギー100%を自然エネルギーでまかなうことを国家100年の計としてぶち上げ、純国産エネルギー100%の国家を実現すべきだ。
 だた、自然エネルギーで100%自給する姿は、不都合な真実と映る人たちがいることも事実だ。一例は、総合商社や原発メーカーなどだろう。総合商社はエネルギー価格の上昇で過去最高益を謳歌し、臨時ボーナスを出す社もある。100年後に自然エネルギーで100%自給が実現してしまうと、LNG(液化天然ガス)などの輸入がなくなり、商社は食いぶちがなくなってしまう。
 朝日新聞によれば、原発財源として政府が毎年4000億円も地方にばら撒いているカネは、電力会社が「原価」として各家庭から毎月110円ほど料金に上乗せして徴収し、政府に納めているという。太陽光など自然エネルギーの買取費用だけ、電気料金の明細書の別枠になっているのは、自然エネルギーはコストが高いという印象を与えようとする政府や電力会社、原発推進派の人たちによる陰謀だと、環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長は「原発がなくても電力は足りる!」(宝島社、500円)で指摘している。この毎年4000億円のカネを自然エネの技術革新や普及に振り向ければ、自然エネルギーによる純国産エネルギーの100%自給も夢ではないというのが、市民の正常な感覚であろう。