縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

キムカツ、キム兄

2008-05-05 | Weblog
キムカツ、キムタクではない。豚肉がミルフィーユ状のトンカツだ。タマタカで初めて見て、知って、買うしかないだろと
足を止めた。猫社長のとりあえず、がここで出た。
キムカツはメンチカツくらいの大きさで一つ1300万円、えらく高価だ。種類はいろいろ、とりあえずだから買ったのは
当然オンリーワン、清水の舞台ほどではないけど清里の展望台から飛び降りる気持ちだった。一緒にいたヒバリちゃんも
野菜のカツを一つ買った。ヒバリちゃんは清瀬のちゃぶ台からころげ落ちる気持ちだったそうだ。
ガラス什器の中に陳列されているカツをぼーっと眺めていたら宝石の陳列に見えてきた。たぶん口をあけて
呆然としたまぬけ顔をしていたに違いない。後光が射しているトンカツって初めてだ。
何でキムカツて言うの?突然後ろから知らないおばさんが猫社長に話しかけてきた。
キム兄のお店なんですよ。嘘八百をまじめな顔で言った。
うそです。ヒバリちゃんが間髪入れず否定する。
変な女、おばさんは怪訝な顔で離れていった。
私に聞かないでお店の人に聞けばいいににねえとヒバリちゃんに呟いた。
でもさすがヒバリちゃん、ヒバリちゃんとは長いつきあいなので猫社長のボケにアドリブですかさずつっこみを
いれてくれる。相棒だね。もちろん猫社長が右京です、ハイーーー。
キムカツの味?おいしかったけど、あの値段でまずかったら今度は4度目の離婚だぜ。