縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

山本印店

2008-05-20 | Weblog
朝刊をぱらりとめくっていたら、新刊本の広告に目がホッチキスづけになった。
不思議なハンコ屋、山本印店物語。あーっ、これってあの三宿の偏屈じじいのハンコ屋だ。
もうかれこれ20年以上前、十姉妹ちゃんが開運ハンコの話をしてくれた。それが
山本印店だった。実印、銀行印、認め印、なにしろデザインがかわいい。そこで猫社長も
さっそく制作してもらった。山本印店についての細かなことはネットにいろいろ乗って
いるのであえて書かないけど、皆運気が好転するというのはどうだろう。
別に宣伝したわけじゃないけど猫社長の話にのせられて少なくとも10人は山本印店でハンコを
作ちゃった。猫社長はその気になれば結構優秀なセールスマンなのだった。
ところがそれぞれのその後といえば、直後結婚したチワワちゃんが、名字が変わっちゃったから
使えなくなったとこぼすし、 いいじゃねーか幸せつかんだんだからさー。
その他の人でも今のところそんなにぱっとしている人がいない。もしかして好転しなかった少数派か。
ビルが建った。仕事がうまくいった。宇宙飛行士になれた。仙人になれた。とかうまくいった人の
言葉だけが世間で一人歩きをしているのかもしれない。
肝心の猫社長はどうだったって?もちワーキングプアーの猫大臣ここにあり。