縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

これが日本のほにゃらら

2007-05-08 | Weblog
見切り品買いの銭失いって婆猫にはいつも怒られるけど、今日はトマトが3つ150円、ぐちゅぐちゅ、
崩壊寸前を湯煎して皮をむき、適当に切ってパスタにからめていっちょできあがり。
俳優の北村和夫さんが亡くなった。猫社長は北村さんを密かに日本のアンソニー・クインと呼んでいた。
猫社長は他にも田中邦衛さんを日本のジャンポール・ベルモンド、佐藤允さんを日本のチャールス・
ブロンソンと決めていた。古すぎてわからない?吉田栄作は日本のマイケル・J・フォックス、
オダギリジョーはジョニー・デップ、こんな感じで勝手に遊んでいる。
女優にこれぞとあてはまる人がいないのがちょっと残念。なにせ日本の女優って大根すぎるんだもん。
しゅり 丸の内線方南町のなぜか骨董が主のお店で企画展示会を開催します。
5月10日から 杉並区堀ノ内1-2-1 03-3313-2177


再東京タワー

2007-05-07 | Weblog
久しぶりに縁起村図書館にアクセスした。予約した本の状況を見るためだ。縁起図書館では6冊まで
予約できる。最初298だった本が164までに減った。一番少ないので21、まあ首を長くして
待ってましょ。
東京タワーがブームのせいか、連休中ずいぶんと混雑したらしい。階段も解放したそうだ。
普通の体力の人なら15分くらいで展望台へ着けるんだって、でも階段もそうとう並ぶらしい。
猫社長も小学生の時、エレベーターが長蛇の列で階段で上がったことがある。人が数珠つなぎで
えさっかほっさかとのぼった記憶がある。それが猫社長の初東京タワーだった。
再東京タワーは5年くらい前に飯倉への用事の帰り、目の前にそびえ立つ東京タワーを眺めていたら、
突然思い立ってのぼってしまった。普通の日とはいえ、人いなかったなあ。特別展望のエレベーター
なんてお客は猫社長ただ一人、エレベーターがゆらゆらがたがた揺れるので怖くて膝をつきそうになって
しまった。猫社長は後天性高所恐怖症ではないかと感じ始めていたので、それを確かめようとしたのだ。
やはり疑心は確信に変わった。昔はまったく平気だったのになぜだろう。
中央展望台でさえ、足がふるえて窓際まで行かれずに壁に背中をくっつけて恐る恐る下界を眺めていたのに、
それもてっぺんまで行ってしまった。これまたなぜだろう。肝試し、自分との戦い?
いやそこにまだ上があるからさ。

丸の内線方南町のセレクトショップしゅりで5月10日から展示会
杉並区堀ノ内1ー2-1 03-3313-2177

涙の携帯小説

2007-05-05 | Weblog
まだ連休か、早くおわんないかなあ、日頃働いている人には悪いけど、普段通りが好きだ。
おい郵便局、連休中ATMも使えないって猫社長の生活費をどうしてくれるのよ。
財布の中身を心配しつつ、カピバラちゃんと久しぶりにタマタカでランチした。カピバラちゃんに
招き猫を買って貰うことになっていたので、それでビールも飲めた。やっぱり昼のビールはおいしいなあ。
帰りの電車でつり革につかまってふと目の前の女の子に視線を移したら、涙がほほをつたわっている。
彼女の膝の上に横書きの単行本があった。横書きか、今はやりの携帯小説を出版したものに違いない。
携帯小説ってそんなに泣けるの?面白い?彼女は本を仕舞い次の駅で涙をぬぐいながら降りていった。
本は縦書き、ネットは横書き、そういう棲み分けを自然にしていたので横書きの本て最初は抵抗
あるだろう。慣れもあるだろうが、でも本は縦縦横横丸描いてやっぱり縦だ。

青山廃墟探訪

2007-05-03 | Weblog
大学の先輩スズメさんの展覧会を見に青山一丁目まででかけた。この周辺は国道246に沿って高いビルが
そびえ立っているが、ちょっと脇道に入ると閑静な住宅街がつらなり、まことに静かな環境なのだった。
あまりにいい天気なのでちょっとその辺を散策してたら、古い団地にぶつかった。中庭の大きな木を
挟んで二棟立っているのだが、そのほとんどが空き部屋のように見えた。窓際にカーテンや家具らしき物が
見えないことでもなんとなく人がいないことがわかる。ただまったくの廃墟でないのはベランダに布団を
干している部屋が若干あることだった。そのたたずまいは昭和40年代頃にタイムスリップした感がある。
めずらしさと面白さにデジカメで写真を撮ったりあちこち見て回っていたら、一階の一部屋だけ
ゴミ屋敷になっていることに気づいた。カーテンも網戸もない、おまけに窓も開いている。なんだろ、好奇心がむらむらと
湧きあがり、もっとよくみてやろうとそそと近づいて窓から中を伺った瞬間、ぎょっとして後ろにたじろいた。
窓辺におじいさんが横たわっていたのだ。うわー、人が死んでる。老人の孤独死か。通報しなくちゃ。
ドキドキしながらもう一度たしかめる。いや待て死体にしては顔色がいい。ただ眠っているだけみたいだ。
はあ、よかった、あやうく第一発見者になるとこだった。こんなにゴミが詰め込まれている所に人が住んでいるなんて
想像できなかったよ。
爆睡しているおじいさんに告ぐ、こんないい陽気の日は布団を干したり、部屋をちょっとでも片付けようね。
よけいなお世話だ猫社長。
はいすみません、もう絶対勝手に団地内には近づきません。

報奨金一億円

2007-05-02 | Weblog
迷宮入りしそうな凶悪事件の有力情報者に報償金、一応税金からの出費なんだからずばり犯人と特定
される情報だけに限定してほしい。
さてその報償金がもしも1億円だったら、世の中どうなる。猫社長流ある一例。
罪もない人を15人も殺していまだに闇にまぎれて暮らしているハイエナはしばし考えあぐんでいた。
誰かがおれ様を通報したらそいつにがっぽり一億が渡る訳か。それなら苦労をかけた女房と
小さい頃に見たきりの一人息子に渡してやりたい。ハイエナは電話帳で探したそのころ続々と開業し始めた
懸賞金ハンターに電話をかけた。
俺の事を通報して一億もらえ、だが半分は女房子供に渡すのが条件だと交渉した。
棚からぼたもちが落ちてきたハンターはすぐに了承した。かくしてハイエナはお縄に、、、。
これで心おきなく死刑になれると安堵したハイエナ、ところがどっこいハイエナの事件はすでに時効と
なっていた。ハイエナは凶悪犯の分際で晴れて自由の身。だがハイエナは喜ぶどころか意気消沈。
ちくしょう、報奨金制度がもっと早く成立してりゃよかったのにだってさ。
猫社長はこの時効ってのをまず廃止したほうがいいと思うんだけど。