縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

油断大敵最後の花粉

2011-05-17 | Weblog
樹木 希林さんをテレビで観たのは7人の孫だった。
その頃はまだ悠木千帆だった。子供心にもうまいと思った。
前の旦那さんだった岸田森さんも時空を越えた演技力の人だった。
岸田さんと内田ロックン爺の顔は同じカテゴリーだ。
希林さんの好みが何となくわかった。
今ならさしずめアラタッて感じか。


花粉症、今年は予防から力を入れた。
おかげで花粉が砂塵嵐の日でも水蒸気爆発、メルトダウンも
なく快適に過ごせていた。
ピークもすぎて、花粉予報もなくなった。
そろそろいいかなと15日の日曜日からマスクをはずした。
これがいけなかった。
今日は朝からくしゃみの連発で鼻から放水状態。
そう、猫社長は花粉の重症患者であった。
まだ早かった。油断した。
でもこの季節のマスクの中は蒸し風呂。
きれいな空気、うつくしい大気、安全な海よ
君たちはどこへ行った。




瓦礫島はだめなの

2011-05-15 | Weblog
大津波の残していった瓦礫の山。
津波の被災地は瓦礫の処理に困っていると聞いた。
だったらこれらを海に運んでいって島を造ったらだめなのだろうか。
松島は小さな島々が防潮堤の代わりになって
津波の被害が余所より小さかったそうだ。
瓦礫の島は百年後、千年後の世、青々とした緑を讃えやがて東北の名所となる。
2011,大津波襲いけりしの瓦礫島。
猫社長が思いつくのだから当然誰かが考えていても不思議じゃない。
漁船の航行の妨げになるとかいろいろ難しいことがあるのかも。
瓦礫も島のにぎわいとはならぬもの。

ウランの結婚

2011-05-13 | Weblog
鼻提灯をたらしていい気持ちで昼寝をしていたお茶の水博士の所へ
アトムがやってきた。
「博士、妹のウランと連絡が取れないんです。メールをしても返事がこないし心配です。
 もしかしてウランに何かがあったのですか?」
「ウランはテプコ家に嫁に行って幸せに暮らしているはずじゃ。セシウム、ストロンチウム、
 プルトニウムと次々子供にも恵まれて忙しいんじゃろう」
「博士怒らないから本当のことを言って下さい。隠し事はいつかはばれるんですよ」
「そうじゃなアトム、お前の言う通りじゃ。いいかアトムや冷静になって聞いてくれ。
 ウランは巨大地震の後、溶けて流れて粉々になってしまったんじゃ」
「えっえー!そんなひどい。ウランはやさしく扱わないとすぐ高熱を発して重病になってしまうって
 あれほど注意していたのにテプコ家はなんてことをしたんだ」
「アトム、怒るなお前まで怒るともっとややこしいことになる。なにせお前はアトムなんだからな」
「博士、僕はすごく悲しいです。だから今から手塚先生のお墓参りに行ってきます。先生も
 草場の影から今度の出来事をきっと憂いていると思います」



 

鶏刺し大当たり

2011-05-10 | Weblog
猫社長はユッケなるものを食べたことがない。
ていうか焼き肉店では焼いた肉を食べるものだと思っていた。
世の中の人が生肉を好んで食しているなんて知らなかった。
そりゃお魚も火を炒れた物よりお刺身の方がおいしい。
中トロだって焼いたらぱさぱさのツナだもの。
イカ、ブリ、鯛、サヨリ、ヒラメ、鰺、秋刀魚、ほたてetc
みんな生の方がおいしい。
お肉だって生は美味しいに違いない。わかっている。

学生時代鶏ワサを食べた。
24時間過ぎた頃、寒気がした途端一気に40度の熱が出た。
猫社長はキラキラ光る川辺を歩いていた。川の向こうにはお花畑があってそのほとりで死んだお婆ちゃんが
洗濯をしていた。
「これ猫社長、なんでここへ来たんだ?まだ早すぎる。すぐに帰ってさっさと洗濯しなさい」と言った。
目が醒めると熱は下がっていたけれどその後にやってきた胃けいれんと腹痛で三日三晩苦しみ
下痢と1週間戦い、やっと復活した時には体は洗濯したようにカサカサなミイラになっていた。
それ以来生の肉は食べていない。
山の旅館の夕食に添えられていた鹿のお刺身は一人用鍋で加熱していただいた。

どんなに安全なユッケ、レバさしを出されても口にしただけで神経でお腹が痛くなってしまうだろう。
だから猫社長は生肉を食すことはないと思う。
でもおいしいんだろうな。わかってる。わかってまーす。






浜岡原発停止の本当のわけ

2011-05-06 | Weblog
管総理が浜岡原発の運転停止を要請した。
いカン、あきカン、もうアカンと言われ続けて三千里。
どうなることかと思いきや、いやだ、やればできるじゃん。
この際だから廃炉にしてくだされ。
でも浜岡原発に関してはもしかしたらアメリカの圧力で
停止になったんじゃないだろうかと猫社長は考えている。
もちろんこれは猫社長の独断と根拠のない推論。
東京周辺には横田、厚木、横須賀に基地があってそれぞれ司令部がある。
つまり米軍のお偉いさんたちが東京周辺に家族と共に住んでいるってことだ。
きっと豪邸だ。よく知らんけど。
池子の米軍住宅は池子ヒルズって言われている。
で、今度の福島原発の事故が起きた時、アメリカさんたちは放射能の驚異を身近に感じ、
震え上がった。
オー、福島よりもっと東京に近いところに浜岡原発もあるぞ、それも活断層の真上に
あるっていうじゃないか。オーマイゴット。プルトニウム恐いよー。
イエス、浜岡原発だけはアメリカ国務省から働きかけて停止にしてもらおう。
ということになったってわけだ。
違うかなあ、けっこう当たりかも。
じゃなきゃ、菅さんが官僚や財界を無視してこれほどの重大会見できるか疑問。
ついでにもんじゅも廃炉にしてください。お願いします。