飛び立っていった蛍の後ろ姿
現代（いま）のこの世で
夜汽車を見送れる幸せ
※ 上越線 ※
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電柱1本と斜め張架線1本だけにそれを留めて、
何ごともなかったようにまとめてきたなぁ
これはあらゆることが集積できてないと撮れない作品なんだよね。
編成と車内と煙と空の露出の中庸、編成の追い方と振り方、
61 20号機の本命真横を撮影したあと、
きっと直感的に露出を設定して無意識にシャッターを切ってるはずだけど、
何もかも完璧。
おまけに出発信号機が奥にあるこの上り線構内、
信号機を踏む直前の進行現示がまたいいんだよね
いつものダイヤだと、11月でも1月でもこの方向に太陽が沈むから、
どうしても空が明るく写っちゃう場所。
願ってもない千載一遇のチャンスだったね。
豊富な光量を追って先回りしたこの場所、
ちゃんとやることを整理できてるって凄いなぁ...
架線バリバリのこの構内、
ますます南延岡機関区の思いを新たにするよ
昼と夜とではまるで違う表情を見せるよね
上越線で夜にC61が走ると聞いて
思わずいてもたってもいられなくなって
お出掛けしちゃったけれど
お出掛けしてよかったなぁ、と
夜に吸い込まれていく汽車を眺めながらしみじみ思ったよ
今日はちょっと遅くなってしまったので
続きは改めて～
コメントありがとね
改めて～…が、すっかり合間が空いちゃったけれど、改めて
夜の撮影…復活蒸機の世となっては中々に撮影の機会が限られてしまったシーンの1つとなっているけれど
やはり実際に目にすると独特の空気感と言うか
心底素敵だなぁ、いいなぁ、って思うよ
何だろ…？夜行列車自体寝台列車とかで数回しか体験したことが無いのだけれど
あの独特の旅情を掻き立てられる感覚とでも言うのかな～？
とても心惹かれる光景なんだよね
…や、実際にその中での撮影となると
光量が限られてしまう中でめちゃくちゃ難易度が高いって思うんだけどね（＾＾；ゞ
人間の目は便利なもので見たいモノしか見ないから
こんな夜のシーンでは背景が見事に暗く沈んでしまって
夜汽車しか見えてこないけれど
実際の景色は構内の中で障害物だらけだもんね
列車に掛かる障害物は限りなく少なく～…と思って
現場に到着して確か15分位は余裕はあったから
キョロキョロ見渡して後追いが一番きれいに抜けそうな場所を選んだけれど
いい感じに信号がアクセントになってくれたよ
本命の真横のカットを撮影した後は
客車5両分、横を通過する時間があったから
その時間にちゃっちゃと露出を変えて
深呼吸も1回位はしたんじゃないかな？？
まー、必死だったんであんまりよくは覚えてないんだけど…（笑）
でも頭の中でイメージした姿と同じように撮影する事が出来たので『ほ～～っ（笑）』
でも、こうして夜の発車のシーンを見送れたことで
撮影している時でも撮影の後でも
今度はこんな風に撮影してみたいなって思いも湧いてきたりして…
いい勉強にもなったわー
そうそう、架線がいっぱいの南延岡機関区
お師匠の話を聞いてどんな貢献なんだろうと思っていたけれど
あんな素敵な写真を見せられてしまっちゃ
思わずズルいーって言いたくなっちゃう（笑）
お師匠のカットも夜の撮影のいい勉強になったよー
ただ、見ちゃったら早くまた夜の撮影、実践したくなってしまって
どこかで夜汽車、走ってくれないかなぁ…って欲が出てきて困っちゃうんだけどね（笑）
今回はホントに楽しくて勉強になるよい撮影だったよ～