
春先の、日中大きく潮が引く岩場では、フノリ摘みやひじき刈りで賑わいます。地元の人たちにとっては、春の訪れを全身で感じ取ることができる一日です。

こんな日は、小さな船が普段は近づかない岩場にも入ってきます。いつもは楽しく遊ぶ岩場も、こんな日は地元の人の生業を尊重して邪魔にならないように漕ぐのが当然のマナーです。
刈り取ったひじきやフノリは、種類ごとに処理をしてから天日干しや冷凍で保存されます。
自分の住んでいる地域の海で、旬のものを自然の中から別けていただき、様々な工夫をして美味しく食べる。究極のスローライフ・スローフードがここでは生活の一部として残っています。
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