ただいま

家に戻ると寂しさにおそわれます。

ポーンと突き放されたような、

甘えに帰れるところが無くなってしまった寂しさ、

いかに、周りに迷惑をかけずに美しく生きぬくか！


母の生き方は最後まで、美しかったです。


金曜日の午前中に息を引き取り、

子供、孫には、会社、学校にも極力休ませずに通夜、そして、告別式を済まさせ、


お天気良く、鎌倉の春先の花の中車は進み、自宅に戻り、、、


４９日は、桜の頃。


９４歳の大往生でした。




ビルの多いい東京に戻ると何もなかったようです。


人は産声をあげ生まれ、最後は静かに眠り、天に一人旅立つ。




日々わさわさと過ごしていますが、それもひと時のこと、


母が伝えたかったことを考え、感じとりつつ、残された日々を


深く考えながら生きましょう・・・と


今思います。


そんなふうに思う年になりました。