今日も昨日も一昨日も一昨昨日も実家へ・・・
両親に会わないのは週に1日か2日。
数年前まで・・・私は「いろんな私」。
教師で妻で母で嫁で娘で一人の女でただの自分で。
今は・・・ほとんど「娘」、時々「母」や「ただの自分」?
実家の食事。
まだ母は、なんとか頑張って食事の支度をしている。
視野も視力も僅かしか残っていないし、
記憶もどんどん消えているのに、本当に頑張っているなぁと思う。
でも以前の何倍も手間取り、気力も衰えがち。
煮物は、自分が食べるのはあまり好きじゃない私だけれど、
実家へ行くと毎回煮物を作る。
母にも必ず手伝ってもらう。
私が手伝っているふうを装おうとしてきたけれど、
もうそれも難しい。
やはり和風の煮物や酢の物が好きな両親。
タッパーに入れて保存しておくと、
私がいない食事のときに母が疲れていても、
父が器に盛って食卓に乗せられる。
実家では、私が生まれる前から使っているお皿やお鍋が、
まだ健在!
母は私と違って慎重で、物を大切にしてきたんだなぁと感心する。
焼き物の器は、35年ほど前に母が趣味で作った物。
それもまだ活躍している。
父が育てているブドウが食べ頃になってきた。
今日は、畑のきゅうりやミニトマトやサンチュと一緒にサラダにして、
父母と一緒の昼食に。
今はもう家に帰ってきている私。
あと1時間したら、いつものように実家に電話する。
電話で話すと、
まだなんとか母の混乱や苛立ちがおさまって、
父が寝られる状況になるのが、とってもありがたい。
態度が大きく偉そうになってきて、
「可愛げない娘」になってきているのが、
自分でもちょっと哀しい。
ごめんね・・・