前回より続きます。
今回、真我プロカウンセラーの「愛で翻訳ができない。」「愛の翻訳が難しい。」という悩みに対しての処方箋を書こうと思っていましたが、
もう少し前回の話を続けることにしました。
(※なお、一旦ブログをアップしましたが1時間後に、加筆しました。先にブログを見て頂いた方、よかったらもう一度読んでみてください。最後の方を大文字にして付記しました。)
真我プロカウンセラーが陥りやすい落とし穴があるように私には思います。
もちろん、私にもそういう経験があるからなのですが・・・・(笑)。
それは、
✖真我プロカウンセラーが、相談者の先生になってしまうこと✖です。
私が、よく陥るのがこんな感じです。
『相手が見えていない世界。相手が気づいていない世界、でも「私には見えているその方の素晴らしい世界」を私が教えてあげよう。』と、教えに走るのです。
真我プロカウンセラーが、相談者を下に見て、上から目線で、
『貴方は気づいていないが、私はこんな事に気づいているんだよ。私は貴方より素晴らしいことに気付いているでしょ。私の指摘していることは素晴らしいでしょ。』と
相手より、『私が』優れていることに有頂天になってしまい、悦に入ってしまうのです。
まさに、佐藤学長が仰る、相談者を三日月として扱い、その欠けている部分を足して、満月にしてやろうという、『かぶせ』の発想になってしまうのです。
その人は、もともと満月で欠けている事は一つもないのに、
カウンセラーは、目の前の完全完璧な方を、不完全な人と扱い、
さらにカウンセラーである私は、完全完璧で、相手のためにとても素晴らしいことを言っているのだと、私自身に酔ってしまう。
こんな事が観えて、素晴らしい愛の翻訳ができる私は、何て素晴らしいカウンセラーなんだろう!!と。
さらに厄介なのは、誰しも潜在意識の中に、人より優れていたいという気持ちが無意識にあるので、
カウンセラー自身もその事を自覚できていないことだと思います。
だから、なかなかカウンセラーも、その事に気付けない。
しかし・・・・私から発した、素晴らしいはずの愛の翻訳の言葉を、相手は理解してくれない。
あー、やっぱこの人は理解力の無い人だ、見えていない、私の言っているレベルの高い内容は、この人にはわかるわけないか。
私の、素晴らしいプロカンでも、この人は良くならないから、この人は相当難しい人だ。困ったもんだ……。
という事が、以外とありがちな気がします。
いつの間にか、
カウンセラー『が』主役になってしまい、相談者を『材料』にして、自分だけが喜び、悦に入っていこうとする。
『相手のため』ではなく、『カウンセラー自身の喜びのため』に「愛の翻訳」をしようとした瞬間、相手の心、相手の世界が見えなくなり、愛の翻訳ができなくなる。
こんな感じではないかと思います。
かなり極端に書きましたが、真我プロカンのみならず、一般のカウンセリングにおいても、こういう事が少なくないのではないかと私は思います。
✖完全に自分中心のカウンセリング。✖
まさに、佐藤学長の仰る「サンタ営業、ドロボー営業に」当てはめると、✖完全な自分中心のドロボーカウンセリング✖に陥ってしまうのです。
100%相手中心の、サンタのカウンセリング、即ち、真我プロカウンセリングとは、完全に真逆なのです。
じゃあ、どうすれば、サンタのカウンセリング、真我プロカウンセリングができるようになるのでしょう。
佐藤学長より直接学ばせて頂いた、私なりの答えを、次回に書きたいと思います。
ありがとうございました。