心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第340回】【自説】真我プロカウンセリングはカウンセリングしようと思うとできなくなる。~NO.7~

2019-10-17 07:45:36 | 日記

前回から続きます。

『愛の翻訳を上手くやらなければ。』

『 この人、問題だらけだ。何とかこの人を気づかせなければ。』

『愛の翻訳ができない。どうやって翻訳したらいいのか。』等々

カウンセリングの最中に、真我のプロカウンセラーが相談者に、

「何かを伝えないといけない。」という意識が強くなればなるほど、

「愛の翻訳をしなければ。」というカウンセラーの思いが大きくなればなるほど、

相手の言葉、相手の心の中の言葉、相手の真我が、全く見えなくなってしまいます。

じゃあ、どうすればいいのか。

私が、思うのは

相手の話を「聴かせて頂く」だけ。「聴かせて頂く事」に徹することだと捉えています。

佐藤学長の仰る「真我の傾聴」です。

佐藤学長の言葉で、「聴話で調和する。」という言葉があったと記憶していますが、

真我プロカウンセリングでは、まず「聞く」「聴く」に徹するのです。

そして、聞く、聴くために「訊く(きく)(尋ねる、質問する、投げかける)」のです。

自分の考えや価値観を外し、自分の心を透明にして、ただ「聴く」のです。

ただ相手の話を「聴く」「聴かせて頂く」

相手の話を聴かせて頂こうという心の姿勢だけがあればいい。

そこ「だけ」に集中することだと思うのです。

このブログを書いていましたら、

たまたまYouTubeで毎朝配信される、佐藤学長の動画のテーマが何と「真我の傾聴」でした。

久々のシンクロを実感し、びっくりです。

そこでは佐藤学長は、こう仰っていました。

「真我の傾聴って言ってね、相手の話を三日月で話を聞いているのに、皆さん、満月で捉えるようになったら、それだけで相手は変わっていきます。相手が愚痴を言いながら、1人で変わっていく世界。聴くだけなら、他の能力が無くてもできるでしょ。」

私はまず、この言葉に尽きると思っています。

ポイントは「相手が愚痴を言いながら、1人で変わっていく。」ということ。

真我プロカウンセラーの存在が無いのです。

相手1人だけ一人称の世界なのです。

相手と真我カウンセラーの二人称の世界ではないのです。

「相手」と、真我プロカウンセラーという「鏡」があるだけです。

真我プロカウンセリングとは、相手が1人で鏡に向かって、話しているような感じだと思うのです。

「相手の鏡になる」のが真我プロカウンセラーの役割であり、

真我プロカウンセラーが、愛の翻訳をすることは目的ではないということです。

カウンセラーの役割は、聴くに徹すること。鏡になり切ること。

さらに言えば「神鏡」になり切ること。

ここに最大のポイントがあると思っています。

このことを次回、もう少し深堀していきたいと思います。

次回に続きます。

ありがとうございました。