花桃ウォーク当日、花桃の開花状況はどうかと思いながら総合公園に向かって歩く。
ちょうど去年から変更になった会場を過ぎた地点で、車に乗った人に呼び止められた。
去年は体調不良で参加できなかったが、今年は参加したい。
チラシを見ると会場が変わったそうなので、会場と駐車場を確認するため来たとのこと。
栃木県鹿沼市に住む人であった。かぶっていた帽子は京都ツーデーのものであった。
聞くと、ウォークを始めて25年になる、全国を回り、500選にも参加しているそうだ。
10分ほど話して別れたが、「スタッフとして参加するので、お待ちしている」と伝えた。
近くの蕎麦屋で食事をし、「花桃会場であるべき総合公園」に向かう。
花桃のつぼみはまだ小さく固そうだった。今年は暖冬だしあと40日ほどあるのでどうか。
高萩ウオーキングクラブでは、花桃初日を例会としている。
花桃の開会状況をHPに掲載しようかと考えながら歩いた。
土手の上にある古河城跡の案内板
行政に携っていた身として心痛むニュースを聞いた。
詳報には接していないが、もっと適切な対応ができなかったものか。
せめて医師の診察を受けてさえいたら、別の対応に向かったはずの事例だ。
合理主義、経済優先の逆風が吹いていたのだろうか、放置という処置を取ってしまった。
だが、一般的に理解しにくい行動をとる人に対する視線は、おおかた冷たい。
今回は、脳梗塞を起こしていたらしい高齢者が、不可解な行動をしていたことから、
今回の対応につながってしまった。
知的障害をもつ他人、認知症の他人、耳の聞こえない他人、みな他人のことだ。
身内にいれば、冷たい視線、対応にはならないことが多い。
いても知らんぷりということはありうるが、少なくとも軽視はできないだろう。
つい、不謹慎ながら、基本的人権を享受されていない一部の高貴?な人々の家族に、
差別を受けている人と同じ障害、不幸があれば、理解が進むのだがと、夢想する。
例えば、その対象者が耳が聞こえなかったり、目が見えなかったらどうするのか。
難病者であったり、脳性麻痺であったりすることもあるだろう。
公務に堪えないとして、除外する規定でもあるのだろうか。
そのまま、就任?させるだろうか。闇から闇、だろうか。
私は、その可能性が高いと思う。
私は、少なくとも雲上人のいない社会、に住みたい。
そうすれば、平等がもっと徹底した社会になると夢想する。
今日の歩きは久しぶりのコース。
今日も8km見当で歩きだす。旧杏林製薬研究所南の畑で知人に会う。
満福寺から土手に上がると、日光連山がよく見える。男体山の雪は少ない。
家に向かう前に、K商店に寄り、石油配達の再開を依頼する。
今日はけっこう楽に歩けた。
高萩ウオーキングクラブの例会に参加。
歩行距離認定は10km、これを採用する。
億劫なのでマピオンでの計測をサボろうと思ったが、やはり測った。
GPSで測った距離と近い数字が出た。
マピオン、GPSどちらの数字を使っても良いと思われる結果となった。
出発式
気持の良い風景の中を歩く
大高寺(おおたかじ)に鎮座する黄金の釈迦像
野木神社回りの8km検討で歩きだす。少し風があるが寒いというほどではない。
歩きだす前、柔軟体操をすると、筋肉がかなり硬いことに改めて気がついた。
筋肉、腱だけでなく、下半身の関節可動域も、かなり狭くなっている。
そのために、転びやすくなってもいるようだ。躓いて右足で堪えると膝が痛い。
夕方、高萩までの切符を買いに駅まで行き、帰り、図書館で予約本を受け取る。
この歩きで1.5kmほど歩いた。今日の歩きには加えないつもりだったが、
マピオンで計測し、加えることにした。結果、8.4+1.8=10.2kmとする。
ここまで筋力が落ちたことに加え、膝関節症があると、復帰は可能だろうか。
休み休み歩く例会程度ならば何とかこなせるだろうが、転んでケガをしたり、
別の疾患が発症し、さらに歩かなくなったりすると、急激に老化が進むと思う。
ここが踏ん張りどころで、あと10~20年の健康寿命を左右するかもしれない。