著名な神経外科医で、2016年米大統領選の共和党候補指名を争ったベン・カーソン博士は、最近放映されたエポックタイムズの対談番組「米国思想リーダー」で、アメリカ建国の精神に立ち返ることの重要性を強調し、特に家庭の価値を重視することが次世代の繁栄の鍵であると力説した。
カーソン博士は、「家庭は自己のアイデンティティを確立するところだ。黒人コミュニティにおける家庭の崩壊が進むことに比例し、暴力行為などの非行が増加する。スラム街での高い殺人率や、他の生命を軽んじる傾向は、父親の不在が強く関係している。これらの問題は現在、社会の他の領域にも広がっている」と懸念を示した。
「米国思想リーダー」のヤン・エキレック氏が「(家庭の崩壊が)黒人のコミュニティにおいて顕著なのでしょうか」と尋ねると、カーソン博士は「婚外子を多く産めば産むほど、補助金がもらえる」などの家庭を切り離すような政策が黒人をターゲットに実施されていたためだと答えた。
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