岩屋毅外相が24~26日の日程で中国訪問を検討している。王毅外相との会談も最終調整中で、日本産水産物の輸入再開、在中日本人の安全確保、ビザ発給の緩和などについて意見交換を行う見通しだ。外相の訪中は、昨年4月の林芳正氏以来となる。
11月15日に行われた日中首脳会談では、両国が「戦略的互恵関係」を推進し、建設的で安定的な関係を築く方針を確認。首脳級や閣僚級レベルで幅広い分野における意思疎通を強化することで一致した。政府は、今回の外相訪中を機に、王毅外相の早期訪日を実現させ、本格的な関係改善と懸案の解決に向けた具体的な対応を目指している。
日本の対中外交は、「対話を重視し建設的な関係を築く」という基本方針に基づいている。「戦略的互恵関係」を維持し、経済や環境分野での協力を進める姿勢を示す一方で、東シナ海の領有権問題や軍事的緊張など、未解決の課題も多い。こうした問題について、対話を通じて衝突を防ぎ、安定を図ることが日本の意図であるが、目立った成果が得られない現実がある。
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岩屋外相訪中へ 日中関係改善と課題解決への挑戦
岩屋毅外相が24~26日の日程で中国訪問を検討中。日本産水産物の輸入再開や在中日本人の安全確保などを議題に、王毅外相と会談予定。中共との対話では成果が見えにくい課題も多い。
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