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高智晟著『神とともに戦う』(60) 2>163(2は163より大きい)
1、「殺戮」前の小谷囲芸術村
広州市南部の郊外、元番禺区に新たに造られた鎮(日本で町に相当する行政単位)からは、川に浮かんだ小島が見える。その名を「小谷囲島」という。この島は、珠江の主な航路沿いにたたずみ、広州市の長州島と支流を1本隔てたところにある。島には橋がないため、周りを水に囲まれ、島には船で行くしかない。島はまだ手付かずで、すべて緑で覆われており“広州の肺”と称されていた。
この小島には、多くの歴史的な旧跡がある。最も古いものは、南越国(訳注、紀元前に中国南部から北ベトナムにかけて栄えた国)の王の狩猟場で、そこには王のために建てられた風雨亭が2つある。それぞれ、南は南亭、北は北亭と呼ばれており、現在の南亭村および北亭村の名はこれに由来する。静かな小島に住むのは、半農半漁の村人たちで、都市から離れているため、島民には純朴な風情が残っている。
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