「血糖値を下げるには、穀物や糖質を一切とらなければいい」と思っている人もいるかもしれません。確かに、糖質をやめた直後は体重や血糖値が下がることがあります。しかし、5年後や10年後、体にどんな影響が出るか考えたことはありますか?
中国の伝統医学では「穀物は体を養い、肉類は体を補い、野菜は栄養を満たし、果物は体の働きを助ける」と考えられています。特に穀物は、健康を維持するための基本的な栄養源です。
栄養学的にも、穀物は糖質の重要な供給源です。糖質は三大栄養素のひとつで、細胞のエネルギー源となります。さらに、細胞膜やDNA・RNAといった体の基本構造を作るのにも必要です。免疫機能の維持、血液の凝固、生殖や成長、栄養の蓄積など、生命活動のさまざまな場面で欠かせない成分なのです。
【続きはこちら】
糖質制限だけでは不十分? 血糖値を下げる7つの食品
血糖値を下げるには、糖質の摂り方が鍵。伝統医学の視点から、雑穀やゴーヤ、大根などの食材を活用する方法を紹介します。食事の工夫で健康的に血糖コントロールを目指しましょう。
【関連記事】
結腸がん予防に期待! カルシウムがもたらす驚きの効果
カルシウムが結腸がん予防に?最新研究が示す乳製品や野菜の健康効果を解説。サプリとの違いや食事での効果的な摂取法も紹介します。
『オレガノ』 料理を彩り、健康を守る万能スパイス
ピザの風味を引き立てるオレガノは、実は健康効果も抜群!古代から使われてきた抗菌・抗炎症作用や、消化サポート、心臓の健康維持など、多彩な効能を詳しく解説します。
血糖管理には低糖質よりも玄米? 意外な研究結果
ケトダイエットのリスクと、お米を適度に取り入れた食事法の利点を専門医が解説。血糖値管理や健康的な食習慣について、科学的根拠をもとに詳しく紹介します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます