上海で今年5月、長年にわたる夫の家庭内暴力(DV)を理由に、離婚訴訟を起こすものの裁判所に却下された女性が、ついに暴力夫に殺害される事件が起きた。画像(左)は殺害された女性。(中国のSNSより)
年々低下する出生率を食い止めようとするあまり、離婚することが容易ではない「実情」が中国にある。たとえ長年にわたって家庭内暴力を受けようとも、役所が離婚申請をなかなか受理しないのだ。
そのようななか、ある父親の声が中国メディアに取り上げられ、注目されている。なお中国では、役所に届を出せば受理される「離婚届」ではなく、あくまでも離婚申請であるため、それが役所の判断で却下されることもある。
父親は悲痛な胸の内を、こう訴えた。「私の娘は(嫁いだ先で)長年にわたり家庭内暴力を受けてきた。しかし、離婚申請は却下され、ついに暴力夫に殺害された」。
悲惨な事件は今年5月、上海で起きた。殺害された女性(25歳)の父親は、中国メディアに対して、次のように明かしている。
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