多くの河川で警戒水位を超える水位を観測した北京当局は、7月31日から複数の水庫(ダム)で大量放水を行った。この影響で、下流に位置する多くの地域で農地や市街地が水没し、停電するなど大きな被害が出ている。写真は2023年8月1日撮影に撮影された、氾濫する永定河。(CNS/AFP via Getty Images)
7月29日から31日にかけて、台風から派生した温帯低気圧の影響で、中国の首都圏に当たる京津冀(北京市・天津市・河北省)地域では記録的豪雨となり、各地で大規模な洪水が発生した。
北京では、市内各地で道路が冠水。所によっては凄まじい「急流」と化し、無数の車や道路標識が流された。一部の橋まで崩落して流されたほか、周辺の丘陵地では山崩れも起きた。北京市民は電気や水が断たれるなど、生活に深刻な影響を受けている。
- 濁流に流される「無数の車や家屋」
- 繰り返される「人災による被害拡大」
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