東京都文京区の文京シビックホールで開催された臓器移植啓発ポスター展(佐渡道世/大紀元)
中国共産党が組織的に行う臓器狩り問題について、世界各国のアーティストたちが作成した啓発ポスターの展示会が、27日から31日まで文京シビックセンター(東京)で開かれた。会場には夏休み期間中に家族で来場する親子連れの姿も見られ、国際的な人権問題に関心を寄せた。
「びっくり、信じられない。こんなことが起こなわれているなんて」ーー。臓器狩り問題について認知はしていたが、改めてその残忍さに衝撃を受けたと、都内の男性(50代)は語った。
人体を金銭に取って代える中国の臓器移植ビジネス。人権団体の試算によれば、中国の臓器移植ビジネスの規模は年間1兆円といわれる。中国当局は「世界一移植大国」を掲げ発展を目指すも、ドナーの出所や不透明なままだ。良心の囚人がドナーにされているとの報告が相次ぐなか、国連人権専門家は第三者組織の国際調査受け入れを中国政府に求めるも、中国側はこれを拒んでいる。
第三者委員会が国際人権問題を裁定する「民衆法廷」によれば、臓器狩りの最大の犠牲者は、20年以上に渡り中国共産党の弾圧政策に苦しむ法輪功学習者だ。「迫害の問題はかねてより認知している」と前出の男性は述べ、「この不当な移植手術で得た金銭は一体どこへ行くのか」と憤りを見せた。
夏休み最終日となる31日に会場を訪れた家族連れに話を聞いた。
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