2023年12月6日、北京の天安門広場にある「人民大会堂」で入場者に対してPCR検査の証明書の提出が求められた。 (中国のSNSより)
まもなく2023年を終えようとする今、まさに「津波のようだ」と形容されるほどの疫病の大波が、世界のなかで、なぜか中国だけに襲いかかっている。
それに呼応して、ゼロコロナ時代を代表する「白服の防疫要員(大白、ダーバイ)が返ってきた」「各地でPCR検査が再開された」「各地で健康コードが使用されるようになった」「方艙医院がまた使われ始めた」などといった、かつての感染症対策が復活したという各地からのネット情報が沸き起こった。
そのようななか、広州での国際会議に続き、今度は北京の「人民大会堂」で開かれる会議の参加者に対して「PCR検査証明書」の提出が求められていることがわかった。
今月6日、中国のアパレル産業が加盟する全国組織である「中国紡織工業連合会」は、北京の天安門広場にある「人民大会堂」で表彰大会を開催した。ネットでも公開されている同会議に関する項目のなかには、会場へ入るには「24時間以内のPCR検査の陰性証明の提出が必要」と書かれている。
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