Solomon Islands' Prime Minister Maanasseh Sogavare (Photo by CHARLEY PIRINGI/AFP via Getty Images)
南太平洋ソロモン諸島の主要人物が「ソロモン諸島への中国共産党(中共)の浸透がますます加速している」と警告した。
ソロモン諸島の国会議員で外交委員会委員長のピーター・ケニロレア・ジュニア氏は最近、エポックタイムズの独占インタビューでこのように語った。
彼は「2019年、親中傾向の強いマナシ・ソガバレ首相が再び政権を握った後、中国の浸透がさらに加速した」とし、「現在、ソロモン諸島は親中と反中世論に分かれ、社会的混乱と分裂が深まっている」と明らかにした。
また、「これは単に政府レベルの問題にとどまらない。ソロモン諸島の国民にまで実際の影響を及ぼしている」とし、「ソロモン諸島ではこのような現象を『Switch(転換)』と呼んでいる」と付け加えた。
彼が言う「転換」とは、ソガバレ首相が主導した親中外交への転換を意味する。ソガバレ首相は2019年の政権発足後、台湾と断交し、中国と緊密な外交関係を結んだ。
昨年は中国と安全保障協定を締結し、有事の際に中国がソロモン諸島に軍隊を派遣できるようにした。これは米中間の南太平洋競争を引き起こすきっかけになった。
- ソロモン諸島に対する中国共産党の影響力
- 米国への牽制
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