東京の中国大使館前で21日、中国人留学生・李寧さんは獄中で亡くなった母親の写真を手に、一人で抗議を行った。(写真は李寧さん、本人のツイッター投稿動画よりスクリーンショット)
東京都心の六本木ヒルズに近い元麻布に、在日本中国大使館はある。
その中国大使館の正門前で21日、中国出身の留学生・李寧さんは、中国の獄中で死亡した母親の遺体写真を掲げながら、中国共産党による非道を糾弾するため抗議の声を上げた。
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ただ一人、顔も実名も出して、中国大使館の前で堂々と抗議する中国人女性がいた。
それは、もはや恐れるものは何もない、勇気と信念の姿だった。中共のいかなる暴力も、卑劣な脅迫も、彼女の前では何の意味もない。中共は、中共を恐れない人間を最も恐れるのである。
李寧さんは、この場所で抗議するにあたり「私の主張に理解を示し(抗議活動を)許可してくれた日本の警察に、心から感謝します」と述べている。
李寧さんの手には、獄中で亡くなった母親の傷だらけの写真があった。また、母親への虐待を指示し、死亡後には「自殺」を偽装するよう命じた刑務所の責任者である女性刑務官の顔写真も握られていた。
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