高等教育機関における中国の影響が懸念される中、英国のブリジット・フィリップソン教育相は、大学は常に国家安全保障に「警戒を怠らないようにすべきだ」と述べた。
英国のアンドルー王子と親しい関係があった中国人実業家・楊騰波氏が、中国政府のスパイである疑いが持たれるとして、英国から追放された。これをきっかけ、中国共産党が英国に浸透する実態が懸念されている。
フィリップソン氏は24日、国家安全保障上の懸念に関して「大学は常に警戒を怠らず、政府や規制当局がその取り組みを支援している」と述べた。
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英教育相 中国の影響力に警戒呼びかけ 大学への浸透懸念浮上
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
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