豪州のパスポート(Patrick T. Fallon/AFP via Getty Images)
豪州のクレア・オニール内務大臣は22日、移民制度の大幅な見直しの一環として、中国の富裕層を呼び込むためのビザ制度を停止したと発表した。
「ゴールデン・チケット」と呼ばれるこのビザは、500万豪ドル(約5億円)を豪内に投資することで外国人富裕層が永住権を得られる。ビザとは異なり、申請者は英語を学んだり話したりする必要はなく、年齢制限もない。
オニール氏は「このビザが、我が国と経済が移民制度に必要としているものを提供していない」と強調した。2022年にも同ビザの見直しを訴え「ビザ取得者は最終的に(豪州)経済に貢献する代わりに国の予算に負担をかけている」と指摘していた。
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