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2、「強制立ち退き祝賀会」までの道のり
2003年4月および2003年8月、広州市政府は「芸術村の3つの別荘地区を強制撤去する」との通知を貼り出した。すると別荘の所有者たちは法によって自分たちの権利を守ろうと、広州市の謝振潤弁護士を代理人に立てて、関係当局および市政府に対して再討議を求めるとともに、司法に訴えた。
中国の憲法を守り、モラルを尊重し、法に基づき政務を行って、上述の不法な通知を取り消すよう関係当局に求めたのである。その結果はと言えば、2004年4月27日付の広州日報でも伝えられているように、謝弁護士は訴訟期間中、当局の野蛮な報復を受けたため、本件の代理人から退かざるを得なくなったのである。
2003年11月、所有者代表による地元の省や市への度重なる陳情も何ら実を結ばなかったため、所有者全員の委託を受けた30人が関係資料を手に、北京へ陳情に赴いた。全国人民代表大会や国務院の陳情受付事務所、国土資源部(訳注、部は日本の省庁に相当)、建設部、新華社、人民日報など10余りの機関とメディアに、合法的な支援が得られることを願って、それぞれ資料を渡した。
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