13日の台湾総統選挙をわずか10日後に控え、中国のいわゆる「偵察気球」と疑われる物体が2日連続で台湾上空を通過した事実が明らかになった。これをめぐり、中国が台湾総統選挙に介入しようとしているのではないかと懸念されている。
3日、台湾国防部(国防省)によると、前日(2日)午前6時から同日(3日)午前6時まで、中国の気球4個が台湾海峡の中央線を越えて台湾方向に移動し、このうち3個は台湾上空を西から東に渡って通過した事実が確認された。
台湾国防部は、気球が台湾中部青岸江西南地域で北東に移動した後、それぞれ消えたと明らかにした。ここで特に清泉崗は台湾の空軍第3戦術戦闘機連隊が位置する場所で、台湾空軍の要衝地だ。
台湾国防部のスポークスマン、孫立峰少将は、当該気球は大気データを収集するために上空に浮かべたとみられると説明した。前日の2日、孫立峰少将は国防部の事情の説明で「他の目的があるかどうかについては、国防部が状況を綿密に監視・管理し、適切な措置を講じている」と述べた。
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