ここからが母の妄想である。その後、大正時代に著名になったある作家が、きっと大叔父の
作品を盗作したのではというのである。その著名な作家とは・・・。(Graphs / PIXTA)
母は11年前に94歳で他界した。大正5年(1915年生まれ)で、私の曾祖父母や祖父母を取り巻く親族の話をいろいろと聞かせてくれた。どれも面白く忘れられない話が盛りだくさん。その中で、これは「母の妄想」として処理しなくてはならない話がある。
母の父(私の祖父)は7弟妹の長男で、稼業を継ぐために、音楽家の道をあきらめたが、母の叔父(私の大叔父)にあたる3人の弟は、一人は画家、二人目は写真家、三人目は作家を志した。この三人目の大叔父は、作家を目指して上京したが、肺結核になっては早逝してしまう。彼の死を知って駆け付けた曾祖母のもとに、友人と称する男性が現われて、大叔父の残した原稿をすべて持ち去ったというのである。曾祖母に「彼の才能を埋もらせてしまうのはもったいない。この原稿は自分が預かり、決して無駄にはしない」と言って去ったという。もちろん連絡先もわからず、そのままになってしまった。曾祖母は悲しみの中にあって、茫然としていたというのである。
ここからが母の妄想である。その後......
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