9月8日、政協委員でもある若手ネット作家の周小平氏は妻・王芳氏(オペラ歌手)がウクライナ・マリウポリの劇場の廃墟でロシア民謡を歌う動画を公開した。画像は、600人以上のウクライナ市民がロシア軍によって殺されたマリウポリの劇場の廃墟で歌う王芳氏。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
このほど、ロシアによる占領が続くウクライナ東部ドネツィク州マリウポリの劇場の廃墟で、ロシア民謡「カチューシャ」を歌う中国人オペラ歌手・王芳氏の動画が物議を醸している。
今は廃墟となったこの劇場は、600人以上のウクライナ市民がロシア軍の攻撃によって殺された場所でもある。そのため、中国人歌手の軽率な行動を知ったウクライナ市民は「受け入れられない」と憤慨している。
ウクライナのニコレンコ外務報道官は8日、自身のフェイスブックアカウントで「この動画は、完全な倫理的堕落の産物だ」と形容したうえで、マリウポリを訪れた「中国(人)視察団」の目的と渡航手段に関して、中国政府に対して説明を求めた。
ニコレンコ報道官は、あきれ顔で彼らを「中国視察団」と呼んでいるが、もちろんこれは中国政府が正式に送った訪問団や視察団ということではなく、ただのビザ無し旅行ツアーのようなものらしい。
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