漁獲されたイワシ、参考写真 (Photo by JOEL SAGET/AFP via Getty Images)
外務省はこのほど、北海道で確認されたイワシの漂着とALPS処理水の海洋放出との関連を示唆する一部英メディアの報道に対し、訂正を行うよう在外公館を通じて申し入れを行ったと明らかにした。北海道函館市の海岸では、大量のイワシなどが打ち上げられ、市は処理のために重機を投入している。
小林外務報道官は13日の会見で、イワシの漂着は急な水温低下によって引き起こされると水産庁の見解を引用し、ALPS処理水の海洋放出が原因であるとの主張は根拠がないと述べた。また、処理水放出後、水産庁と環境省はそれぞれ水産物と海水のモニタリングを実施しており、異常な数値は検出されていないと強調した。
このほか、報道を行った海外メディアに対して既に在外公館から申し入れを行っており、科学的根拠に基づかない報道は不適切であると指摘。誤解が生じるような報道に対しては、適切な説明と対処を行う意向を示した。
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