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中国経済政策の行き詰まり:分析と展望

2024-04-01 | オピニオン

2024年3月5日、全国人民代表大会の開会式の後、中国共産党軍のバンドメンバーが北京の人民大会堂を後にした。(Kevin Frayer/Getty Images)

 

年次「両会(中国独特の政策決定制度)」会議では、党の指導部が具体的な議題を提示できず、これが北京が今後どのような行動を取るべきか模索している状況を物語っている。 

中国が急速な発展を遂げてきた時代には、議題の少なさがそれほど問題とならなかった。しかし、不動産危機、輸出不足、人口減少、信頼喪失、外国との敵意の増加など、巨大な課題に直面している今、大胆な指針が求められているので、北京はこれまで以上に、行動を起こし、将来の行動計画を示す必要があった。しかし、両会でこの必要性に対応できなかったことは、中国の指導部のアイデアが尽きていることを示唆している。 

特に、伝統的な首相記者会見が行われなかったことは注目に値する。数十年にわたり、すべての両会にはメディアとの対話の機会が設けられてきた。高位の中国共産党幹部が常にオープンであったわけではないが、避けたい話題や気まずく感じる問題が公になることも少なくなかった。今年、記者会見が中止されたことは、共産党指導部が公の場で、恥をかくのを恐れているとしか考えられない。

  • 中国共産党の経済政策行き詰まり
  • 不動産危機 

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中国経済政策の行き詰まり:分析と展望

  年次「両会(中国独特の政策決定制度)」会議では、党の指導部が具体的な議題を提示できず、これが北京 […]

 

 


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