12月18日、 欧州連合(EU)で来年初めに「重要原材料法(CRMA)」が発効する。写真はブリュッセルのEC本部で11月撮影(2023年 ロイター/Yves Herman)
Philip Blenkinsop
[ブリュッセル 18日 ロイター] – 欧州連合(EU)で来年初めに「重要原材料法(CRMA)」が発効する。同法ではリチウム、コバルトなどグリーン移行に必要な重要鉱物の採掘・リサイクル・加工に目標を設定したが、新規資金の不足、エネルギーコスト高騰、地元の反対などで目標を達成できない恐れもある。
今後、重要鉱物の需要削減、代替品の開発、中国依存を減らすパートナーシップの構築で対策を迫られそうだ。
CRMAでは17の重要原材料について、2030年までに年間必要量の10%を域内で採掘、25%を再利用、40%を加工する目標を設定。中国依存軽減を目指している。
ただ、複数の調査によると、重要鉱物がスクラップとして市場に再流入するのは2035─40年になり、それまでは再利用が制限される見通し。
【続きはこちら】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます