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青海省海晏県にある中国初の核兵器基地の跡地(AFP)
中国はロシアから前年比で大幅に濃縮ウランの輸入を増やしている。この急増は、中国とロシア間の核協力が強化していることを示している。本記事では、この核協力が国際安全保障に与える影響と、西側諸国が直面するリスクについて分析する。
ロシアのメディアによると、中国共産党が公表した統計データによれば、2024年5月に中国はロシアから濃縮ウランを含む化合物を合計2億3300万ドル(約372億円)で購入した。このうち濃縮ウランの購入額は2億3150万ドル(約369億円)で、残りの化合物は140万ドル(約2億2千万円)である。これは2015年に統計を開始して以来の最高額である。
今年4月のデータによれば、中国共産党が購入した濃縮ウランは約7千万ドルだった。
5月に購入量が急増し、年初からの5か月間で中国はロシアからウランとその他の放射性元素を合わせて3億1100万ドル(約496億円)分を購入した。昨年末までの累計では、ロシアから中国への放射性元素の販売額は4億4千万ドル(約702億円)で、その中で濃縮ウランが4億1800万ドル(約667億円)を占めている。
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