「母を返して」
東京在住の会社員、龔(きょう)さんは訴えている。
龔さんの母親の姚佳秀(よう・かしゅう)さんは、中国四川省出身で、1995年から中国の伝統的な気功、法輪功を修煉している。今年9月20日に、蘆州市公安局江陽支局の警察に不当連行された。現在も家族との面会は許されていない。
龔さんによると、5年前、母親は嫌がらせを避けるため、やむを得ず家を離れて定住先もなく苦しい日々を送ることになった。以来、母親と一度も会っていない。
「今回母親が不当に拘束されたと聞いたとき、大変な衝撃と悲しみに襲われた。長年の迫害に加え、長期間の逃亡生活も大変厳しいものだったが、再び拘束されることは、母自身にも私たち家族にとっても大きな打撃だ」
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