中国共産党(中共)中央規律検査委員会は、昨年に同委員7千人以上を立件したと報告した。専門家は、腐敗した体制を守るために、中共はますます腐敗し、腐敗と闘う責任を負う規律委員さえも巨大な腐敗者となったと指摘している。
1月21日、中共中央規律検査委員会と国家監察委員会のウェブサイトは、2024年に規律委と監察委に関する問題情報や報告を2万8700件以上受理し、3375人を立件、3917人を処分、374人を司法機関に送致したと発表した。
オーストラリア在住の歴史学者、李元華氏は「中共がどれだけ反腐敗を進めても、汚職問題は解決しない。報告される数字は氷山の一角で、未摘発の事例はまだ多く存在する」
【続きはこちら】
中共が反腐敗を強化も腐敗進行 一年で官員7千人以上を処分
官僚汚職を糾弾する中規委まで腐敗が進む。中規委は部内の7千人以上の規律委員を立件したと報告した。
【関連記事】
中国経済の低迷 昨年レストラン300万軒が倒産 さらなる波が来る
中国の飲食業界は依然低迷しており、昨年はレストラン約300万軒が閉店し、過去最高を記録した。今年上半期には、さ […]
中国でのiPhone販売不況 経済低迷と国内ブランドの台頭
かつて中国でのiPhoneは「手の届く贅沢品」として人気を博したが、近年は高価格が購買意欲と合わなくなり、Appleは手頃な価格のモデルを投入している。しかし、中国国内メーカーの台頭に押され、シェアを奪われている。
引き取り手がない2棟の「豪邸」が取り壊し 所有者でも自分の家と言えない事情=中国
腐敗役人のもの?中国で引き取り手がない「豪邸2棟」取り壊し
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます