Bo-Bo-Rock

このページは、時間が前後しますが f-o-q の 備忘録 です。
昨日のことより、云十年前の方が鮮明だったりします。

マラソンの日(9月12日)

2022-09-12 07:00:00 | 現在過去日記
さて上の画像のポルシェ912といえば356用に作られた4気筒の余剰エンジンを911に載せて発売された廉価版。だが発売された1965年当時、90psを発生する水平対向4気筒エンジンは日本国内において高性能であることに変わりはなく、名神高速や東名高速での取り締まりには適役だったこともあり、京都、愛知、静岡、神奈川の各県府警に1台ずつ、912が高速パトカーとして導入された。

画像の神奈川県警に導入された車両は県警の学校ロビーに長らく展示されることになる。これが運命の別れ目で、警察学校に展示された後では廃棄処分される予算が確保できなくなってしまう。そのため、民間の解体業者へわたり個人オーナーの手で18年をかけ復活したものという。
110は展示会用ナンバー。

マラソンの日(9月12日)
BC490年:マラトンの戦い。ギリシャ重装歩兵軍がマラトンに上陸したペルシャ遠征軍を撃破。
この日、ペルシャの大軍がアテネを襲いマラトンに上陸したのを、アテネの名将ミルティアデスの奇策でこれを撃退し、フェイディピデスという兵士が伝令となって、アテネの城門まで走りついてアテネの勝利を告げたまま絶命したと言われる日。

1896年にアテネで第1回オリンピックが開かれるに当たり、この故事を偲んでマラトンからアテネ競技場までの競走が加えられ、初めてのマラソン競走が行われた。
勝利という「エウアンゲリオン」(良い知らせ、ευαγγέλιον)を伝えたこの言葉が、後に新約聖書(原典はギリシア語)で「福音」として使われるようになった。

9月12日の出来事「 宇宙の日 」
1992年:日本人2人目の宇宙飛行士・毛利衛がスペースシャトル・エンデバーで宇宙に出発。科学技術庁(現在の文部科学省)と文部省宇宙科学研究所が1992年に制定。日附は一般公募で決められた。
もっとも一人目は、民間のジャーナリストで以後のメンバーとは明らかに異なり、旅行代金としてソ連に1400万ドルを支払った商業飛行である。・・・ので除外する。飛行士というよりツアー客でしょうか。



毛利さん:私が宇宙に行ったときのことからお話したい。最初に宇宙空間に到達し、「無重力」かつ「真空」という死の世界がすぐ隣り合わせにある中で、認識したことは二つある。一つは、体全体がふわっと浮いて、一つひとつの細胞が丸くなろうとしている感覚になり、「人間の体は細胞で成り立っている」ことを改めて実感したこと。もう一つは、「地球が確かにそこにある。しかも、大きくて、私たちを全て包み込みながら宇宙に浮かんでいる」ということだ。

9月12日生まれ「 日本のマイクロエレクトロニクスの父 」
1926年:西澤潤一(工学者)
1989年文化勲章
専門は電子工学・通信工学で、半導体デバイス、半導体プロセス、光通信の開発で独創的な業績を挙げた。半導体関連の特許保有件数は世界最多である。
2002年、米国電気電子学会(IEEE)は、西澤の名を冠した「ジュンイチ・ニシザワ・メダル(Jun-ichi Nishizawa Medal)」を電気事業連合会の後援によって設立し、電子デバイスとその材料科学の分野で顕著な貢献をした個人・団体を顕彰している。

現代のIT社会に欠かせない半導体や光通信の基礎となる技術を開発、「ミスター半導体」と呼ばれノーベル物理学賞の候補にもなった。1961年には産学協同で研究を進める半導体研究所を設立、LEDや光ファイバーなどさまざまな研究成果を実用化、最先端技術の開発に執念を燃やし続けた。

9月12日の誕生花「 クレマチス:旅人の喜び・精神の美・策略 」
 
花名:ギリシャ語の「klema(ツル)」が語源
別名:ツルが非常に丈夫なことから「テッセン(鉄線)」
「旅人の喜び」は、ヨーロッパでは旅人をもてなすため、
宿の玄関にこの花を植える習慣があることが由来。
「精神の美」は、ツルが細いのに大きく鮮やかな花を咲かせることに由来。
「策略」は、昔ヨーロッパで物乞いがクレマチスの汁の毒性を活かし、
素肌にそれを塗って肌をかぶれさせて同情を買い、
お金をもらっていたことからきている。

では f-o-q